【ラグ】おすすめ!オリジナル作品を手作り♪

場所に合わせてピッタリサイズにできるのが手作りの良さ

ラグ作りは、刺繍や編み物のような感覚で始められます

例えば古布なども利用できる「フックドラグ」や「機織り」です

カーテンなどと同じ布を使ったラグで、統一感のあるインテリアにすることも出来ます

フックドラグの作り方

フックドラグは19世紀中ごろにアメリカの家庭で作られていたものです

糸を布の織り目から引き出す時に、フックの付いた「かぎ針」を使います

ループカーペットのような厚みのあるラグを作る技法です

裂き織りのように古布を細く切って使うことも出来ます

【フックドラグ作りの道具】

フックドラグ用かぎ針が「ラッチフック」

先端のフックに糸を引っ掛けて布目から引き出します

糸を布目に通す時に外れないよう弁が付いています

使用する糸の太さに応じて選べるよう、フックの大きさは様々あります

糸を通すベースになるのがメッシュの厚布です

同じ長さに切り揃えた糸を用意して、1本ずつ差し込んで引き出していきます

まず糸を半分に折って、間に編み針を差し込みます

編み針のフックをメッシュに通し、糸の先端を引っ掛けて引き出します

引き出した糸を輪に通すと固定されます

糸もセットになったキットなら練習用に最適です

糸を長くすればシャギーラグだって作れちゃいます



【ループ状のラグを作る場合】

表面の糸をループ状にする場合は、1本の長い糸をメッシュの下に置いて、引き上げていきます

布の上に出た部分が均等になるよう高さを揃えます

ラグが完成したら、布がほつれないよう2本ほどランニングステッチを縫い込んでおきます

最後は端にコットンツイルテープを縫い付けて綴じます

端までテープを縫い付けたら、折り返して裾上げしておきます

慣れてくると、目の詰まった麻布などを使って緻密なデザインを作れるようにもなります

5cm間隔のガイドラインが入っているタフティングクロスが便利

 デザインはタフティングクロスや麻布に描いておきます

タフティングガンがあると効率よく糸を通せます

タフティングフレームに布を固定しておき、糸を差し込んでいきます

編み物のラグ

かぎ針で編むラグなら、どんな大きさでも形でも自由に作れます

夏用には太い麻糸で、冬用にはウールの毛糸で

編み上がってから裏に麻布やウール生地などを縫い付けておくと、しっかりします

滑り止めシートを縫い付けておけばフローリングの床でもずれません

織物のラグ

小さめのラグマットなら、卓上機織り機でも作れます

太い麻糸や毛糸を織ってもいいし、裂いた布を織ることも出来ます

太い糸を使うラグは、布を織るより簡単で早く作れます

羊毛やコットン、麻の繊維を糸に紡ぐことで、機織りができます

糸紡ぎとは、繊維をねじることで細い糸にしていくこと

コマのようにクルクル回して繊維をねじり、糸にしていく道具が「スピンドル」です

スピンドルでの糸紡ぎ リラックスできる 指先アート♪

【手紡ぎ糸】羊毛を撚り合わせて糸にする方法

工業化以前のアメリカでは家庭の主婦が糸を紡いでいました。糸紡ぎは、小さく軽い道具で、空き時間にできる単純作業です。

糸車があれば、大量の糸を早く楽に紡げます

インド独立を訴えたガンディーが使っていたのが「チャルカ」という糸車です

イギリス製品を使わず、自国で綿花を育てて糸を紡ぎ布に織ることで、非暴力・不服従の抵抗をしました

チャルカ糸紡ぎ

綿花とは、花の後にできる実が弾けて出てくる白いワタのこと

このワタの中に種が包まれています

ワタはアオイ科の一年草または多年草で、オクラやハイビスカスの仲間です

ふわふわ綿花 育てて、紡いで、布に織る 昔は皆やっていた家事

【機織り】綿花を育ててコットン布を織る方法

綿はワタという植物の実から採った毛を糸にして布に織ったもの。昔は、どこの家庭でも衣服を自分で作っていました。ガーデニングの延長で綿花を育て、布に織るのも面白い試みです。時間と手間はかかりますが、難しい作業ではありません。

できた糸を「織る」と布になり、「編む」とニットやロープになります

ざっくりした風合いの麻糸、柔らかなコットンや羊毛の糸

どんな素材でも糸にすれば織ることができます

ワラを織ったものがゴザです

ガーデニングと機織り 植物から作る 衣類と雑貨

【機織り】植物の繊維から糸を採って織る麻布

昔の主婦は「糸紡ぎ」や「機織り」を家事として日常的に行っていました。現在でも、趣味として糸紡ぎや機織りをする人がいます。黙々と手を動かすだけの単純作業をしている時間は、まるで瞑想のようです。

シーズンオフのラグは壁に掛けてディスプレイ収納しても素敵です

防音・断熱効果も上がる!おしゃれな模様替え

【ラグ】壁掛けする方法でのディスプレイ収納

ラグを壁に掛けてみると、床に敷いた時とは違った表情を楽しめるようになります。収納場所に困るシーズンオフのラグも、壁に掛けると邪魔になりません。ラグを壁掛けして床をスッキリさせると、掃除もしやすくなります。



何でも市販されている現代ですが、昔はみんな家庭で手作りしていました

ですから作り方や材料を知ると、意外と簡単だったりします

ただ、技術を習得したり、じっくり手作りしている時間がないというだけ

だからこそ趣味としてのモノ作りは豊かな時間の使い方だと思います

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