簡単に作れて、冷凍保存できるサルサソースとトルティーヤ。
サルサソースは材料を煮詰めるだけ。
トルティーヤは小麦粉を練ってフライパンで焼くだけです。
巻き寿司みたいに、トルティーヤに好きなトッピングを乗せて食べられます。
サルサソースにアボカドを加えたワカモレソースと、コーンチップス。
キンキンに冷やしたテキーラのドリンクも用意して。
夏のホームパーティにピッタリです。
サルサソースの作り方

缶詰のカットトマトを使ってもいいし、ホームメイドのトマトソースでもOK。
トマトソースは1cm角に切ったトマトを鍋に入れて中火にかけ、1時間くらい煮込んだもの。
家庭菜園でたくさん収穫できた時などに作り置きしておくと便利です。
材料
- トマトソース(450g)
- 玉ねぎ(1個)
- ピーマン(1個)
- 赤唐辛子(1本)
- ニンニク(1片)
- クミンパウダー(小さじ1/2)
- コリアンダー(小さじ1/2)
作り方
- 玉ねぎとピーマンは1cm角に切り、ニンニクはみじん切り
- 小さめの鍋に油を敷いて中火で熱する
- 玉ねぎとピーマンを色づかないように柔らかくなるまで炒める
- 唐辛子、クミン、コリアンダー、ニンニクを加えて2~3分さらに炒める
- 塩、コショウ、砂糖を少し入れて混ぜてからトマトソースを加える
- さらに5~6分ほど煮詰める
トマトペーストも加えると色が鮮やかになります。
ピーマンの白い部分を取り除きますが、種は入れたほうが美味しくなります。
●ワカモレ・ソース
サルサソースにアボカドを加えて混ぜたのが「ワカモレ・ソース」。
アボカドは、タテ半分に切ってから種を取り出し、果実の部分をスプーンですくって取り出します。
アボカドはすぐに変色するので、切ったらレモン汁かライム汁をかけておきます。
プレーンな味のコーンチップスに付けて食べると美味しい。
取り出したアボカドの種は、芽が出て可愛い観葉植物になります。
てっぺんにナイフで少し切込みを入れてから、少し土から出るようにして植えます。
ヒヤシンスのように水栽培でも育てられます。
実を収穫するには栽培用のアボカド2本を植える必要があります。

アボカドは本来とても大きくなる果樹。葉が大きく根が浅いため、剪定で小さくしたり、茂りすぎないように管理します。実が付き始めたら「摘果」して数を減らし、養分を集中させるのも大切です。
日本で育てるのは難しいので、鉢植えの方が管理は楽です。
トルティーヤの作り方

トルティーヤは生地を寝かせたり発酵させる手間がないので、手軽に作れます。
材料(直径25cmのトルティーヤ12枚分)
- 小麦粉(450g)
- 塩(大さじ1)
- ラード(90g)
- お湯(1カップ)
作り方
- 小麦粉と塩を合わせて、目の細かなざるでふるってからボウルに入れる
- ラードを加えて手で混ぜ合わせる
- 馴染んだら少しずつお湯を加えて柔らかな生地になるまでこねる
- 小麦粉を薄く敷いたまな板の上に生地を載せ、なめらかに、粘りがなくなるまでこねる
- 生地を12等分して濡れ布巾かラップをかけておき、一つずつ取り出して丸める
- 麺棒に小麦粉を薄くまぶし、丸めた生地を薄く丸くのばす
- 直径25cmの皿を当てて、はみ出た部分をナイフで切り落としてきれいな円形に整える
- 形を整えた生地に薄く小麦粉をまぶし、布巾かラップをかけておく
- フライパンを中火で熱し、油を敷かずにトルティーヤの生地を入れる
- 片面10秒ずつ焼いたら取りだし、布巾をかけておく
焼き上がったトルティーヤは、冷ましてから一枚ずつラップをはさみ、冷凍保存できます。
作るのが面倒な時は、市販のトルティーヤで。
あとはトルティーヤに乗せる具を用意。
- 炒めた肉
- 刻んだレタス
- 細切りチーズ
- サルサソース
- ワカモレソース
豚肉、鶏肉、牛肉、挽肉、色々あると選ぶのが楽しい。
細く切っておくと、巻きやすく、食べやすくなります。
テキーラのドリンク

テキーラは、原料の「アガベ」100%のものがオススメ。
混ざり毛のないテキーラは、悪酔いしないからです。
オン・ザ・ロックで、ライムを齧りながら飲みます。
テキーラを冷凍庫でキンキンに冷やしておくと、とろりとして美味しくなります。

アガベはアロエに似た多肉植物。
サボテンの様に乾燥地帯に生えます。
血栓を溶かす効果もあると言われます。
テキーラを使った有名なカクテルが「テキーラ・サンライズ」。

グラスの底に沈んだシロップが朝焼けのよう。
作り方は簡単です。
まずグラスにテキーラとオレンジジュース入れて混ぜます。
そこへグレナディン・シロップをそーっと注ぎます。
“ラム”を注ぐと「テキーラ・サンセット」です。
表面にラムが浮くので、夕焼けのようになります。

マルガリータもテキーラのカクテル。
ライムの切り口でグラスの縁を湿らせ
塩をまぶします
本格的にするなら細かなマルガリータ用パウダー状ソルトがおすすめ。
先にグラスを用意しておき、冷蔵庫で冷やしておきます。
材料をシェイカーに入れて氷を加え、シャカシャカ振ってからグラスにそっと注ぎます。
- テキーラ(1/2カップ)
- ホワイトキュラソー(大さじ2)
ホワイトキュラソーはお菓子作りにも使われるオレンジ系のリキュール。
フランス産のコアントローが有名です。
甘いコアントローは、オンザロックで飲んでも美味しいです。
シェイカーを使うのが面倒な場合はミキサーで「フローズン・マルガリータ」に。

アメリカ人のホームパーティでもよく使われます。
テキーラ1:ホワイトキュラソー2
ミキサーに入れ、氷を加えてスイッチオンするだけ
これを大きなピッチャーに入れておきます。
各自が自由に飲むというスタイル
大勢が集まるホームパーティでは手間のかからないフローズン・マルガリータが簡単です。
ウェルカムドリンクを用意しておくとホームパーティが楽になります。

ホームパーティでは、お客さんが自分で作れるドリンクが最適。主催者側が楽なだけでなく、お客さんも気兼ねなくドリンクのおかわりができるからです。
パーティ料理は頑張りすぎないことも大事です。

ホームパーティの料理は「簡単」で「見栄え」のすることが一番。主催者の役割は、料理ではなく「話題」を提供することだからです。
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