甘くないクッキーは、食前酒のお供に最適です
なぜなら様々なアルコールに合わせられ、手軽につまめるからです
例えばチーズを入れた「キャラウェイクッキー」はワインにピッタリ
そして甘いものが苦手な人にも提供できます
そのためホワイト・デーのプレゼントにも使えるのが、甘くないクッキーです
甘くないクッキー2種

キャラウェイクッキーやグースナーケーキが、代表的な甘くないクッキーです
とても美味しくて、白ワインやシャンパンにピッタリ
そのためクリスマスパーティの食前酒に添える、といった使い方ができます
ブルーチーズを使うと、クセの強いシングルモルト・ウィスキーにもよく合います
まったりミステリー小説なんか飲む時に最適です
【キャラウェイクッキー】
材料
- 小麦粉(1カップ)
- バター(大さじ7)
- ブルーチーズ(80g)※ロクフォールチーズがオススメ
- キャラウェイ・シード(大さじ2)
- コショウ
作り方
- オーブンは220℃に温めておく
- ボウルに小麦粉を入れ、バター加えて混ぜてから、ブルーチーズを加えて混ぜる
- キャラウェイ・シードを加え、コショウを振る
- 生地を24等分に分けてから丸める
- クッキングシートを敷いた天板に並べてから手の平で軽く押さえて平たくする
- 温めておいたオーブンに入れ、8~10分焼いたら、網などに乗せて冷ます
【グースナー・ケーキ】

グースナー・ケーキは、キャラウェイシードと砂糖をまぶした丸いビスケット
生地には砂糖を入れず、表面に少しだけ砂糖をまぶして、薄く白く仕上げる硬めのクッキーです
ほんのりした甘さと、爽やかなキャラウェイの香りが絶妙
イギリス北西部にある、ランカシャー州プレストン北部にあるのがグースナー村です
そこで16~17世紀に作られていたビスケットで、当時のイギリスで人気がありました
近年になってからは、スローフードとして見直されています
材料
伝統的なレシピは「小麦粉6:バター4:砂糖1」の割合です
- 小麦粉(2カップ)
- 塩(ひとつまみ)
- キャラウェイシード(山盛りで小さじ1)
- バター(3/4カップ)
- 粉砂糖またはグラニュー糖
作り方
- 小麦粉、塩、キャラウェイシードを混ぜてから、バターを加える
- なめらかな生地になるまでこね、5mm厚さに伸ばす
- 生地を丸く型抜きしてから、粉砂糖またはグラニュー糖を生地の表面に薄くまぶす
- 薄く油を塗ったクッキングシートに載せて、少なくとも2時間以上、できれば一晩おく
- 120~140℃の低温オーブンで30~45分、クッキーが硬くなるまで焼く
- 温かいうちに、さらに砂糖を少しまぶす
茶色く色づかないように焼くのがコツです
甘くないクッキーに使うハーブ

キャラウェイ・シードは、レモンのような香りがするハーブです
パンやケーキ、クッキーなどに入れることが多く、食後のお茶としても楽しめます
キャベツとの相性が良いのでザワークラウトにも使われます
あるいはイタリアのリキュール「カンパリ」にも使われています
キャラウェイには人や物を引き留める力があると信じられていたことがあります
そのため惚れ薬に使われたこともあったといいます
そしてキャラウェイは、視力を良くする効果があるといわれます
●キャラウェイとフェンネルの違い
キャラウェイ(ヒメウイキョウ)もフェンネル(ウイキョウ)も同じ「セリ科」のハーブ
花も種もそっくりです




- フェンネルは高さ1~2メートルで黄色い花
- キャラウェイは高さ30~60cmで白い花
「フェンネル」は整腸作用がある薬草として使われていました
ピクルスやカレーのスパイスとして使われることが多いハーブです
フランスのリキュール「パスティス」や、ドイツの蒸留酒「アクアビット」にも使われています
アニスに似た甘い香りがあり、更年期障害や不眠の改善に効果があるとされています
関連記事
クリスマスにピッタリなのが、手づくりクッキーです

手づくりクッキーは、初心者でも簡単に作れるスイーツです。材料を発酵させる必要がないので、時間もかかりません。砂糖を変えるだけで、しっとりクッキーにしたり、さくさくクッキーにしたりできます。おやつとして作るにも手軽で、プレゼント用にアレンジも可能。例えば型抜きクッキーにアイシングなどでデコレーションなどできます。
当ブログ記事を整理してアマゾンKindleの電子書籍と紙の本で出版しています
Unlimited会員なら無料でダウンロードできますので、よろしかったら覗いてみてください










