【果樹】庭に植える果物が実る木の選び方ポイント

果樹を庭に植える場合、特に「気候」に適した種類を選ぶことが大事です

なぜなら土質などは変えられますが、「気温」や「湿度」は変えられないからです

例えば、北国で南国果樹は、育てられません

そして「樹高」「受粉の仕方」「苗木の種類」なども要チェックです

中には2本以上を植えなければ実がつかない果樹もあります



果樹と庭の気候

リンゴの木

果樹を植える場所の「気候」は特に重要です

そのため真冬の最低気温、日当たり、風の強さに注意します


【果樹の耐寒温度】

まずは果樹の耐寒温度をチェックします

育てる場所の「真冬の最低気温」に耐えられる果樹でなければ育ちません

寒さに強く、北国でも育てやすいのが落葉果樹です

開花、紅葉、果実、と年間を通して楽しめ、庭の環境づくりにも役立ちます

夏は葉を茂らせて「日陰」を作り、冬は葉を落として「日差し」を取り入れます

寒冷地向き果樹

花や紅葉が美しい落葉果樹は、庭のシンボルツリーにも最適です

例えば「梅」「桜」「桃」「リンゴ」など「バラ科」に果樹には美しい花が咲きます

そのため草花が少ない早春に、果樹の花が庭を華やかに彩ります

いっぽうの常緑果樹は「やや寒さに弱い」傾向があるため、暖地向きです

例えば年間の平均気温「15~17℃」くらいが適しています

暖地向きの果樹一覧


柑橘果樹は、年間の平均気温「15℃」で、冬の「最低気温が-5℃以下にならない」環境が適します

とはいえ真夏の直射日光で葉が焼けないよう、「夏には日除け」も必要です

トロピカルフルーツは南国でなければ地植えできません

熱帯地方が原産なら「冬の夜の気温10℃以上」は必要だからです

亜熱帯地域が原産でも「最低気温5℃以上」ないと育ちません

【日当たり】

多くの果樹は、日当たりの良い場所を好みます

例えば柑橘果樹を植えるなら、日当たりの良い「庭の南側」が最適です

とはいえ「ベリー類」などは、直射日光の当たらない半日蔭を好みます

【雨や風の強さ】

根が浅い果樹には「支柱」や「風よけ」がないと強風で倒れてしまいます

雨や風に当たると花や果実が傷むことにも注意が必要です

例えば梅雨時に開花する果樹なら「雨除け」をすることも大事です

果樹と庭の広さ

オリーブの木

狭い庭で大きくなる果樹は育てられません

狭い庭や住宅密集地では特に注意が必要です

放置すると家の土台や外壁を傷つけることにもなりかねません


剪定で小さく育てられますが、管理できなくなると邪魔になってしまいます


【果樹の樹高をチェック】

そのため果樹が成長した後の「樹高」も要チェックです

例えばオリーブや栗など、本来は大木に育つ果樹です


北国でも育てやすい「落葉果樹」は、樹高別に紹介しています

北国でも育つ耐寒性のある果樹

【果樹】寒冷地向きの寒さに強い落葉果樹20選

寒さに強く、北国でも育てやすいのが落葉果樹。開花、紅葉、果実、と年間を通して楽しめます。また庭の環境づくりにも役立つのが落葉果樹です。

暖地向きの「常緑果樹」は特に大きくなるものが多いので要注意です

おすすめ15選を樹高別に紹介しています

庭に植える果物の木

【果樹】寒さに弱い常緑果樹と柑橘類の育て方

寒さに弱いものが多い「常緑の果樹」。柑橘類やトロピカルフルーツも常緑果樹です。年間の平均気温「15~17℃」くらいが適しています。

蔓性の果樹を植えるなら「広いスペース」が必要です

長く伸びる蔓を「支柱」「フェンス」「パーゴラ」などに固定する必要があるからです

狭い場所では実付きが悪くなります

充分なスペースが取れない場合は「鉢植え」にすると管理が楽です

果樹を鉢植えにした場合、実が小さくなり、収量も減ります

とはいえ限られたスペースで育てると、水分や養分が凝縮して甘みが増すのがメリットです

南国産の柑橘類やトロピカルフルーツも鉢植えなら育てられる♪

【果樹】鉢植えで美味しい果実を実らせるコツ

鉢植えで育てた果樹には美味しい実がなります。限られたスペースで育つと、水分や養分が凝縮されるからです。ですから庭がなくても、ベランダでも、鉢植えなら果樹が育てられます

家庭で楽しむなら、小さくて少なくても、美味しい果実が収穫できるほうがいいはず

耐寒温度を下回る気温の地域でも「鉢植え」にして冬は室内で管理すれば育てられます


【受粉の仕方をチェック】

銀杏の木

果樹苗を購入する前に「受粉の仕方」も要チェックです

なぜなら「2本以上の苗を植えないと実がならない」果樹があるからです

例えば、「雄木」と「雌木」がある果樹や、人工授粉が必要な果樹

そして2本以上を植えるとなると、倍のスペースが必要になります

そのため狭い庭では、1本だけでも実がなる果樹が適しています

●1本だけでも実を付ける果樹

狭い庭に適しているのが、1本だけでも実がなる果樹です

「ブドウ」「柿」「イチジク」「西洋ナシ」「プルーン」「ユスラウメ」「梅」「ブラックベリー」「ラズベリー」「温州みかん」「レモン」「キンカン」「ライム」「黄桃」「桃」「ネクタリン」「アルプス乙女リンゴ」

人工授粉する必要がないので、初心者でも簡単に果実を楽しめます

●雄木と雌木がある果樹

雄木と雌木がある果樹は、雄雌の両方を植えないと実がなりません

例えば「ギンナン」や「キウイフルーツ」

ギンナンは落葉果樹で、キウイフルーツは蔓性果樹です

どちらも大きくなるので広いスペースが必要です

●人工授粉が必要な果樹

「受粉しにくい果樹」は、2本以上を植えて人工授粉する必要があります

「ブルーベリー」「日本ナシ」「白桃」「栗」「リンゴ」「豊後ウメ」「南高ウメ」「白加賀ウメ」「フェイジョア」など

人工授粉の方法は簡単です

花粉が付いている花を摘み取り、他の花に花粉をこすりつけるだけ

綿棒や筆に花粉を取り、雌しべに付けてやると確実です

人工授粉のタイミングは二つあります

  • 花が咲いた直後から3日くらいの期間
  • 風がなく天気のいい日の午前中


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