キッチン掃除が楽になる便利アイテムと使い方

キッチン掃除は、汚れを溜めないことが最も大事

なぜなら水と油とホコリが固まると、なかなか取れないからです


例えばコンロ周りは、油が飛び散るため壁も床もベタベタしがち

放置すると汚れがこびりついて、ゴシゴシこすらないと取れません

ところが、すぐに拭き取れば簡単に落ちます

そして生ごみなどが溜まると、嫌な匂いが発生してしまいます


キッチン掃除の最初はゴミ処分から

小さなキッチンの収納

まずは分別ごみの置き場所を確保することで、余計な物が溜まるのを防げます

例えば買い物した時のパッケージ、使い終わった容器や生ごみは、すぐ捨てることが肝心です

ゴミを処分するだけでもスッキリ片付きます


シンク下がオープンスペースのキッチンなら、全てゴミ置き場にするのがオススメ

なぜなら湿気がこもりやすいシンク下は、食材や調理器具の置き場所には不適当だからです


アメリカの家庭では、シンク下が一般的なゴミ置き場でした

すると調理中に出る生ゴミも、その都度すぐに捨てられます

とても便利なので、ずっと真似しています


シンク下は、かがまないと物を取れませんが、ゴミ入れなら立ったまま上から捨てられて楽です


そして生ごみは、紙に包んで捨てると、水分が吸い取られるので、臭いやコバエの発生を抑えられます

特に臭いが出やすい魚は、ゴミ収集日の前日に調理するのも臭い防止に効果的です

これでシンクの中に三角コーナーを置かなくて済みます


袋を「燃えるゴミ」「プラスチック」「ビン」「缶」に分けるだけ

いっぱいになった袋から収集日に出すので、分別用のゴミ箱を用意するより省スペースです


そして収集日にゴミを出した後、シンク下をサッと拭いておけば清潔です


キッチン掃除のポイント

キッチン掃除のポイントになるのが「シンク」「ガスコンロ」「床」です

なぜなら、水汚れ、油汚れ、ホコリが溜まりやすい場所だから

そして綺麗を保つには「水拭き」してから「乾拭き」が基本です


【シンク周りの掃除】

キッチン

まずはステンレスのシンクや蛇口を乾拭きしておきます

こういった「光り物」がピカピカしていると清潔感が増すからです


例えば食器洗いが終わったら、洗剤容器も拭いておきます

そして布巾とスポンジをすすぎ、シンクの内側を洗い、乾拭きして仕上げ

さらにキッチンペーパーで水気を拭き取っておくと綺麗を保てます


【ガスコンロの掃除】

ガス台は毎日、使うたびに拭き取っておくほうが楽

なぜなら油汚れは時間がたつほど落ちにくくなるからです

とはいえ台拭きかスポンジで拭き取るだけでOK


ガス台に置いてあるコンロなら、週1回くらいは動かして台を拭き掃除します

吹きこぼれた液体、フライパンからこぼれた食材などで汚れているからです

コンロ下の汚れは、ゴキブリを寄せ付けたり臭いの原因となります


五徳など外せるものは「熱いお湯」に浸けるのが簡単です

冷たい水を使うと、油が固まって落ちにくくなります

掃除に使ったスポンジも一緒に浸けておけば、一緒に油汚れが落とせます

魚焼きグリルなども、熱湯をかけておけば簡単に汚れが落ちます


【キッチンの床掃除】

キッチン

キッチンにはマットを敷かない方が清潔に保てます

何も敷いていないほうが掃除しやすいからです

食材をこぼしたり、調味料や油が跳ねたり、キッチンの床は汚れやすい部分


床拭き用のモップを用意しておけば、すぐに汚れを拭き取れます

床が硬い場合には、厚手のマットを敷いたほうが立ち仕事が楽なことは確か

けれど、それほど長時間キッチンに立っているわけではないはずです

疲れるほど立っているのなら、折り畳みできるハイチェアがあると楽に作業できます

床が冷たい場合も、スリッパを履けば済みます


キッチンマットは、最低でも週1回くらいは洗わないと不衛生

敷くなら洗濯機で洗えるマット数枚を用意し、交換しながら使うと清潔です 


キッチン掃除が楽になるアイテム

サッと手に取れる場所に道具があれば、キッチン掃除が楽になります

例えば、台拭き、スポンジ、ブラシ、モップ、スプレーボトルなど

干しておく場所も確保しておくと、すぐに洗って掛けて置けます


【台拭きクロス】

サッと拭くのに便利なのが「色付きのマイクロファイバークロス」

乾きやすく、水気もよく吸い取ります

グレーやブラウンならシミが目立ちません


使いやすいサイズは20×30cmくらい

半分または1/4に畳んで使えます

これより小さいと、すぐビショビショになってしまいます


キッチン掃除は、使うたびにサッと拭いておくのが最も楽

付いたばかりの汚れなら、簡単に落ちるからです


特に煮物をしている時は、湯気で汚れが落ちやすくなっています


【食器拭きクロス】

食器拭きクロスは、台拭きより大きな30×40cmくらい

乾きが早いマイクロファイバーかリネンクロスが清潔です


食器洗浄乾燥機を使っている場合でも、グラスやシルバーは磨いたほうが綺麗

手洗いでは汚れが残っていることがあるので、色付きクロスのほうがシミが目立ちません

そして仕上げの磨き用として、白いクロスがあると理想的です


【スポンジでキッチン掃除】

食器洗い用のスポンジは、シンクやガス周りの掃除にも便利

雑巾より持ちやすく、よく水気を吸うからです


ギュッと絞って、シンクの近くに置いておくだけ

飛び散った水なども、すぐ拭けます

スポンジ入れのラックなどは、水垢が付いたりして汚れるので洗う手間が増えます


そしてスポンジに洗剤が残っていると不衛生です

洗い物をした後で、水を流しながらスポンジでシンクの中を洗うと洗剤分が残りません


とはいえ汚れたスポンジがキッチンにあると目障りです

壁、ドア、ガス台、床、換気扇などを拭いてから捨て、新しいスポンジと交代

100円ショップで売っている5個入りスポンジなら、気兼ねなく取り替えられます


【キッチン排水溝の掃除】

排水溝にはゴミ取り用ネットをつけておき、週に1度くらい取り替えます

その時に、溝やカゴの汚れをブラシで取っておけばOK

放置するほど触れたくなくなるので、早めに洗っておくのが一番です


【金属のサビ取り】

ちょっとしたサビなら「クリームクレンザー」をスポンジにつけてこすると取れます

傷が付きにくい素材なら「スチールタワシ」が使えます

サビの部分に「木工用ボンド」を塗りつけると、サビが取れることがあります

木工用ボンドが完全に乾いて透明になったら、ゆっくり端から剥がします

残った接着剤は濡れた雑巾でこすれば取れます


この方法は、自転車などのサビにも使えます

●専用サビ取り剤

クリームクレンザー、木工用ボンドなどで取れない場合には、専用のサビ取り剤で

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サビやコゲを落とす時には、決して傷をつけないよう注意が必要です

汚れは後からでも取れますが、傷付いたら元には戻りません


●スチールたわし

ステンレスや鉄などは、スチールたわしでこすれば、大抵の汚れは落ちます

100円ショップにもあります

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●IHコンロ用クリーナー

IHコンロに硬いブラシやスポンジは使えません

強くこすると傷が付き、さらに汚れが付きやすくなり、どんどん取れにくくなってしまいます

そのため傷を付けたくない場所には、焦げ付きを取る専用クリーナーを使います

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ホーローやステンレスは、スチールたわしを使うと傷が付いて艶が失われます

そのため焦げ落としは「時間をかけて」ゆっくりが基本です

時間をかけて焦げ落とし~土鍋・ホーロー鍋は扱いに注意!

【キッチン】鍋の焦げ落とし~素材別の注意点

鍋を焦げ付かせてしまった時は、素材に合った対処法が必要。傷が付きやすい素材や、温度差に弱い素材があるからです。例えばホーロー鍋に傷がつくと、サビたり、ひび割れしてしまいます。表面のコーティングが剥がれてしまったら修復は不可能。熱い土鍋に水を入れると、ヒビが入り割れてしまうこともあります。


キッチンは作業しやすく清潔なのが一番

可愛いキッチン小物やキッチンマットも汚れていては台無しです

ゴチャゴチャ物を置かず、スッキリしていれば、キッチン掃除も楽です

キッチン収納 見やすく取りやすく 片づけやすい収納法

【キッチン】すっきり片付ける台所収納のコツ

キッチンは、ごちゃごちゃしがちな場所。大小さまざまな道具があり、食材も、食器も、ゴミもあります。買い物してきたら、とりあえずキッチンに置いて、そのままということも。頻繁に使う場所だけに、慣れると気にならなくなってしまいます。キッチンに置くより、別の場所に置いた方がよい調理器具や食器もあります。



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