恋人や夫婦など、カップルで過ごすのが、2月14日のバレンタイン・デー
アメリカでは、男性が女性にバラの花を贈るのが一般的です
シャンパンとイチゴで乾杯する際に、チョコを食べたりもします
日本では女性が男性に気持ちを伝えるために、チョコを贈る日として始まりました
現在では、恋人や夫婦に限らず、友人や家族ともチョコを楽しんでいます
カップルの部分ではなく、チョコの部分がメインになったのは日本独特
美味しいチョコが店頭に並ぶ季節です
手作りチョコにも挑戦したくなります
ブラウニーの作り方
ブラウニー(Brownie)は、平たい四角形に焼いたチョコレートケーキ
ガトーショコラよりチョコレートの量が多めのケーキです
手づかみで食べられるようアメリカで作られ始めました
ナッツなども加え、手軽に食べられる携帯食として普及しました
ラッピングしやすい四角いケーキなので、ギフトにもピッタリです
卵黄と卵白を分ける必要がなく、材料を混ぜるだけなので簡単に作れます
【ブラウニーの材料】
15cm角のブラウニー1枚を作る場合の分量です。
- チョコレート(150g)
- 無塩バター(60g)
- 牛乳(40ml)
- 薄力粉(60g)
- ベーキングパウダー(2g)
- 卵(75g:1個半くらい)
- グラニュー糖(50g)
- ラム酒(5ml)
- ナッツ(40g)
【下準備】
1.ボウルにチョコレートとバターを入れ、湯煎で溶かす
2.牛乳は人肌くらいに温めておく
3.薄力粉とベーキングパウダーを合わせてザルなどで振るう
4.オーブンは170℃に予熱しておく
【材料を混ぜる】
1.湯煎にかけたボウルに卵を入れて泡だて器で混ぜ、人肌くらいに温めておく
2.グラニュー糖を加えて混ぜる
3.溶かしたチョコとバターを加えて混ぜる
4.牛乳を加えて混ぜる
5.ラム酒を加えて混ぜる
6.薄力粉とベーキングパウダーを加え、なめらかでツヤが出るまで混ぜる
【型に入れて焼く】
1.生地を型に流し入れ、粗く刻んだナッツを表面に散らす
2.170℃のオーブンで25~30分焼く
3.焼きあがったらすぐにオーブンから出し、網に乗せて冷ます
4.食べやすい大きさに切り分ける
ガトーショコラの作り方
ガトーショコラは見栄えが良くて濃厚な味わいのケーキ
メレンゲにチョコレート生地を加えてオーブンで焼きます
フランス語「Gâteau au chocolat」は「チョコレート菓子」の総称。
メレンゲを使ったチョコレートケーキは日本でアレンジされたものです。
ガトーショコラという呼び方も和製フランス語。
【ガトーショコラの材料】
直径15cmの丸い型で作る場合の分量です。
- チョコレート(95g)
- 無塩バター(55g)
- 薄力粉(15g)
- ココアパウダー(30g)
- 卵(3個くらい) ※ 卵黄(50g)と卵白(110g)に分けておく
- グラニュー糖(45g)+メレンゲ用(60g)
- 生クリーム(45ml)
- ラム酒(10ml)
- 飾り用の粉砂糖
【下準備】
1.ボウルにチョコレートとバターを入れて湯煎で溶かす
2.薄力粉とココアパウダーを合わせてザルなどで振るう
3.オーブンは180℃に予熱しておく
4.ケーキ型に分量外のバターを塗り、強力粉をまぶしておく
【メレンゲを作る】
ボウルに卵白とグラニュー糖を入れて泡立てます。
低速のハンドミキサーを使うと楽です。
少し固まってツノが立つくらいのメレンゲになったらOK
【チョコレート生地を作る】
1.ボウルに卵黄を入れ、泡だて器で円を描くようにして混ぜる
2.グラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる
3.溶かしたチョコレートとバターを加えて混ぜる
4.生クリームとラム酒を加えて混ぜる
5.薄力粉とココアパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
6.メレンゲの1/3を加えて軽く混ぜる
7.残りのメレンゲに、混ぜ合わせた粉とメレンゲを戻し入れる
8.泡だて器で5~6回混ぜる
9.ゴムベラでボウルの底からひっくり返すようにして混ぜる
【オーブンで焼く】
1.生地を型に入れ、180℃のオーブンで15分焼く
2.オーブンの温度を160℃に下げて15分焼く
3.そのまま網に乗せ、粗熱が取れてから型から出す
4.表面に粉砂糖を振りかける
ケーキに添えるアイスクリームも手作りできます
フォンダンショコラの作り方
フォンダンショコラ(fondant au chocolat)は、とろけ出すチョコレートが美味しいケーキ
「フォンダン」は「溶ける」という意味のフランス語です
中まで火を通さないため、切るとチョコレートがとろけ出します
中に入れるチョコレートクリームが「ガナッシュ(Ganache)」
チョコレートに生クリーム、バター、牛乳などを加えて硬さを調整します
ココットやカップなど小さな耐熱容器を型として使います
型の内側に油を塗っておきます
アルミカップを使うと取り出すのが簡単です
【フォンダンショコラの材料】
直径5cmのフォンダンショコラを6個つくる時の分量です
- 薄力粉(70g)
- 生クリーム(60ml)
- チョコレート(ガナッシュ用60g)(生地用130g)
- 無塩バター(130g)
- 卵(110g:2個くらい)
- グラニュー糖(95g)
【下準備】
1.薄力粉はザルなどで振るっておく
2.オーブンは170℃に予熱しておく
【ガナッシュを作る】
1.生クリームを耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで40秒くらい加熱
2.チョコレートをボウルに入れる
3.加熱した生クリームを加えて30秒くらいおく
4.ゆっくり泡だて器で混ぜて生クリームを溶かし、チョコにツヤを出す
5.密閉容器にチョコレートを入れ、冷凍庫で固めてから6等分に切る
【チョコレート生地を作る】
1.ボウルにチョコレートを入れ、湯煎で溶かす
2.バターを人肌くらいの温度に温める
3.チョコレートをバターに加え、円を描くようにして混ぜる
4.卵とグラニュー糖を泡だて器で混ぜ、チョコとバターを加えて混ぜる
5.薄力粉を加えて泡だて器で混ぜる
6.粉っぽさがなくなったらゴムベラで生地をまとめる
【型に入れて焼く】
1.チョコレート生地をスプーンですくい、耐熱容器の底に入れる
2.固めたガナッシュを1個ずつ入れ、残りの生地を均等に流し入れる
3.170℃のオーブンで20分焼く
ケーキ作りに使うチョコレート
ケーキ作りに最適なのが「クーベルチュール・チョコレート」
カカオバターの油脂分が多い製菓用チョコで、口どけが良いのが特徴です
常温だとカカオバターは固まっています
それが28℃で溶け始め、30℃で完全に溶けます
そのため口に入れた途端に、とろけるからです
市販の板チョコは、価格を抑えるために他の油脂を使っています
ケーキ作りに使いやすい丸いクーベルチュール・チョコ
手で割る必要がなく、溶かしやすいからです
クーベルチュール(Couverture)は「覆い、カバー」という意味のフランス語
溶けやすいため、ケーキなどの表面にコーティングするのに適しています
手作りする時間も幸せな気分になれるチョコレートを使ったケーキ
チョコレートが優しく幸せな気分を運んでくれます
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