手作りチョコケーキは、ちょっと頑張る、特別な日の料理
例えば、バレンタインデー、誕生日、クリスマス
簡単に作れるブラウニーは、ラッピングしてプレゼントにもピッタリです
ガトーショコラ、フォンダンショコラは、ホームパーティのデザートに
口どけの良い製菓用チョコを使うと、美味しくできます
簡単な手作りチョコケーキ

ブラウニー(Brownie)は、平たい四角形に焼いたチョコレートケーキ
手づかみで食べられるよう、アメリカで作られ始めたケーキです
そしてナッツなども加えて、手軽に食べられる携帯食として普及しました
卵黄と卵白を分ける必要がなく、材料を混ぜるだけなので簡単に作れます
【ブラウニーの材料】
15cm角のブラウニー1枚を作る場合の分量です
- チョコレート(150g)+無塩バター(60g) :湯煎で溶かす
- 牛乳(40ml):人肌くらいに温めておく
- 薄力粉(60g)+ベーキングパウダー(2g) :合わせてザルなどで振るう
- 卵(75g:1個半くらい)
- グラニュー糖(50g)
- ラム酒(5ml)
- ナッツ(40g)
【作り方】
- オーブンを170℃に予熱しておく
- 湯煎にかけたボウルに卵を入れて泡だて器で混ぜ、人肌くらいに温めておく
- グラニュー糖を加えて混ぜ、溶かしたチョコとバターを加えて混ぜ、牛乳を加えて混ぜる
- ラム酒を加えて混ぜ、薄力粉とベーキングパウダーを加え、なめらかでツヤが出るまで混ぜる
- 生地を型に流し入れ、粗く刻んだナッツを表面に散らし、170℃のオーブンで25~30分焼く
- 焼きあがったら、すぐにオーブンから出して網に乗せ、冷まして切る
見栄えの良い手作りチョコケーキ

ガトーショコラは見栄えが良くて濃厚な味わいのケーキ
メレンゲにチョコレート生地を加えてオーブンで焼きます
フランス語「Gâteau au chocolat」は「チョコレート菓子」の総称です
そしてガトーショコラという呼び方は、和製フランス語
メレンゲを使ったチョコレートケーキは、日本でアレンジされたものです
泡だて器を持ち上げた時に「ツノが立つ」固さのメレンゲになったらOK

低速のハンドミキサーを使うと楽です
【ガトーショコラの材料】
直径15cmの丸い型で作る場合の分量です
- チョコレート(95g)+無塩バター(55g):湯煎で溶かす
- 薄力粉(15g)+ココアパウダー(30g):合わせてザルなどで振るう
- 卵(3個くらい) ※ 卵黄(50g)と卵白(110g)に分けておく
- グラニュー糖(45g)+メレンゲ用(60g)
- 生クリーム(45ml)
- ラム酒(10ml)
- 飾り用の粉砂糖
【作り方】
- オーブンを180℃に予熱し、ケーキ型に分量外のバターを塗って強力粉をまぶしておく
- ボウルに卵白とグラニュー糖を入れて泡立て、メレンゲを作る
- ボウルに卵黄を入れ、泡だて器で円を描くようにして混ぜ、グラニュー糖を加え
- 白っぽくなるまで混ぜたら、溶かしたチョコレートとバターを加えて混ぜる
- 生クリームとラム酒を加えて混ぜ薄力粉とココアパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- メレンゲの1/3を加えて軽く混ぜ、残りのメレンゲに、混ぜ合わせた粉とメレンゲを戻し入れる
- 泡だて器で5~6回混ぜてから、ゴムベラでボウルの底からひっくり返すようにして混ぜる
- 生地を型に入れて180℃のオーブンで15分焼き、オーブンの温度を160℃に下げて15分焼く
- そのまま網に乗せ、粗熱が取れてから型から出して表面に粉砂糖を振りかける
ケーキに添えるアイスクリームも手作りできます

アイスを手作りすれば、炎天下コンビニまで行かなくても済みます。たいていの家にある材料だけでよく、作る時間はたった「1分」。しかも急速冷凍すると、食感がなめらかに仕上がります。材料は「牛乳」「砂糖」「塩」「氷」です。
とろける美味しさの手作りチョコケーキ

フォンダンショコラ(fondant au chocolat)は、とろけ出すチョコレートが美味しいケーキ
「フォンダン」は「溶ける」という意味のフランス語です
中まで火を通さないため、切るとチョコレートがとろけ出します
中に入れるチョコレートクリームは「ガナッシュ(Ganache)」といいます
チョコレートに生クリーム、バター、牛乳などを加えて硬さを調整します
ココットやカップなど、小さな耐熱容器を型として使います
そして型の内側に油を塗っておきます
あるいはアルミカップを使うと取り出すのが簡単です
【フォンダンショコラの材料】
直径5cmのフォンダンショコラを6個つくる時の分量です
- 薄力粉(70g):ザルなどで振るっておく
- 生クリーム(60ml)
- チョコレート(ガナッシュ用60g)(生地用130g)
- 無塩バター(130g):人肌くらいの温度に温めておく
- 卵(110g:2個くらい)
- グラニュー糖(95g)
【作り方】
- オーブンを170℃に予熱しておく
- 生クリームを耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで40秒くらい加熱する
- ガナッシュ用チョコレートをボウルに入れ、加熱した生クリームを加えて30秒くらいおく
- ゆっくり泡だて器で混ぜて生クリームを溶かし、チョコにツヤを出す
- 密閉容器にチョコレートを入れ、冷凍庫で固めてから6等分に切る
- ボウルに生地用チョコレートを入れて湯煎で溶かし、バターに加えて円を描くようにして混ぜる
- 卵とグラニュー糖を泡だて器で混ぜ、チョコとバターを加えて混ぜ、薄力粉を加えて混ぜる
- 粉っぽさがなくなったらゴムベラで生地をまとめ、スプーンですくって耐熱容器の底に入れる
- 固めたガナッシュを1個ずつ入れ、残りの生地を均等に流し入れて170℃のオーブンで20分焼く
ケーキ作りに使うチョコレート

ケーキ作りに最適なのが「クーベルチュール・チョコレート」
カカオバターの油脂分が多い製菓用チョコで、口どけが良いのが特徴です
常温では固まっているカカオバターが、28℃で溶け始め、30℃で完全に溶けます
そのため口に入れた途端とろけて口どけが良いと感じます
ところが市販の板チョコは、価格を抑えるために他の油脂を使っています
丸いクーベルチュール・チョコは、手で割る必要がないので扱いが簡単です
クーベルチュール(Couverture)は「覆い、カバー」という意味のフランス語
溶けやすいため、ケーキなどの表面にコーティングするのに適しています
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