春は窓掃除に最適な季節
窓を開けて、外側ガラスも拭けるからです
例えば、出かける予定のない休日を利用しての窓掃除
冬の間は閉め切っていた窓を開けると、室内の空気を入れ替えできます
梅雨入り前に室内の湿気を逃がすことでカビ対策にもなります
窓掃除のポイント
窓の外側ガラスは洗剤でピカピカに
つるつるになったガラスは、雨で汚れが落ちやすくなります
効率的に、拭き筋を残さず、ピカピカの窓にできます
窓掃除のポイントは5つ
- ガラス拭きの前に「網戸掃除」を済ませる
- 窓掃除をするのは「曇りの日」
- ガラス拭きの前に「窓枠」を拭く
- 窓の「外側」を拭いてから室内側の掃除
- ガラス拭きは仕上げに必ず「乾拭き」
汚れた「網戸」は、ガラス拭きの前に掃除
後から網戸掃除をすると、網戸の汚れがガラスに付いてしまいます
【窓掃除の前に網戸の掃除】
家庭にある洗剤や道具だけでも簡単に網戸掃除ができます
例えば、フロアワイパーでホコリを取るだけでも綺麗になります
まずはドライシートでホコリを取ってから
いきなりウェットシートを使うとホコリが固まってしまいます
●網戸掃除の順番とコツ
網戸掃除は室内側から始めます
ドライモップでサッと拭くと、網戸の埃が外へ舞い散ります
ベランダ部分なら外側も拭けます
室内にホコリが入らないように、必ず窓を閉めて
網戸の内側に新聞紙などを貼っておくとガラスが汚れません
ドライモップで拭くだけでホコリ、花粉、クモの巣、虫の死骸などが取れます
ホコリが取れてからウェットシートで拭くと綺麗になります
マイクロファイバークロスを使うと細かな部分まで拭けて便利
洗って何度でも使えます
●網戸のガンコな汚れを落とす方法
頑固な汚れには「グリップ網戸洗い」が効果的
汚れがよく落ちると評判のスポンジです
テレビなどでも紹介されました
手で握りやすい形で使いやすい
100円ショップでも売っています
- 洗剤が泡立ちやすい「スポンジ面」
- 網目に詰まった汚れを掻き出す「ブラシ面」
両面で汚れを落とします
「重曹」を溶かした水をスプレーで吹きかけてから拭くとよく落ちます
落とした汚れは床に落ちるので、掃除機で吸い取るか、ホウキで掃き集めて捨てます
小さな網戸ならスポンジを2個で両側から挟むように
スポンジに汚れが付いて下に落ちにくいので、床掃除が楽です
手に付ける網戸掃除用のミトンも使いやすい
これも100円ショップに売っているものです
スポンジと一緒に使ったり2枚を両手に付けて拭いても綺麗になります
キッチンの網戸は油汚れが付いています
バケツに「ぬるま湯」と「食器洗剤」を入れて
スポンジやミトンを浸し、絞ったもので拭くとよく落ちます
網戸を洗う場合ゴシゴシこするのは禁物
網が伸びて、たわみの原因となります
スポンジで「泡」を塗り、汚れを浮かしてから拭き取ります
網の目に詰まった汚れを取るなら「歯ブラシ」などでこすります
広い面には「洗車ブラシ」を使うのが簡単
大きいので一度に全体を掃除できます
取り外せる網戸なら、シャワーで洗い流すと楽です
大きな網戸なら雨の日に横にしておくと汚れが流れ落ちます
●ベランダがない網戸の外側を掃除する方法
ベランダがない場所の網戸は「外側」を拭くのが大変
柄の長いモップで拭けますが、窓を開けているのでホコリが室内に入ります
室内側からブラシで汚れを取るだけでも、だいぶ綺麗にはなります
マグネット式の両面ガラスクリーナーで網戸も拭けます
窓掃除にも使えるので、あると便利
●アコーディオン網戸の掃除
蛇腹になったアコーディオン網戸の掃除は面倒
折り目の部分にホコリや汚れが溜まりやすいからです
折り目を広げながら掃除しなければなりません
細いハンディモップなら折り目部分に沿って内側もよく拭けます
柄の部分が伸縮するタイプだと上のほうも拭きやすくて便利
マイクロファイバー部分を取り外し、洗剤を入れたぬるま湯に浸して拭きます
頑固な汚れも拭き取れ、洗って何度も使えるのも◎
網戸掃除が終わったら「柔軟剤」を吹きかけておくと汚れにくくなります
柔軟剤には静電気を防ぐ働きがあるからです
細いハンディモップは、エアコンの中やパソコンのキーボートの埃を取る時にも便利です
あまりにも汚れた網戸は、洗うより張り替えたほうが楽です
汚れきった網戸なら、洗うより、張り替えてしまったほうが楽です。ホームセンターに売っている道具で、簡単にできます。買ってくるものは、新しい網戸とローラーだけなので、数千円で済みます。あるいは、少しの破れや穴なら、張り替えずに補修することもできます。
窓の外側ガラスを掃除する方法
窓掃除に適しているのは、曇りの日
適度に「湿気」があるほうが汚れが落ちやすいからです
カラカラに乾燥した日だと、すぐに乾いて拭きにくくなります
ガラスを拭く前に、「窓枠」の汚れを拭いておきます
後から拭くと、窓枠の汚れがガラスに付いて二度手間になるからです
窓ふきは、まず「外側」から
外側の汚れが落ちると、室内側の汚れがよく見えます
拭き残した部分も見えやすく、両面ピカピカにできます
ガラス拭きは、水拭きした後で必ず「乾拭き」
濡らした雑巾で拭いただけだと拭き筋が残ってしまいます
窓ガラスは「水拭き」「乾拭き」だけで仕上げた方が綺麗になります
ガラスに洗剤が残っていると、日光で焼け付いて虹色に変色することがあるからです
- 乾拭き
- 水拭き
- スクイージーで水気を取る
窓の外ガラスは、まず「乾拭き」してホコリを取ってから
窓の外側に付着している「ホコリ」「花粉」「スス」などは乾いた雑巾の方がよく取れます
床用のドライモップでザっと乾拭きしてから、水拭きします
スクイージーは、錆びにくいステンレスが最適
ゴムがピッタリ密着し、少し重みがあるほうがスムーズに動かせます
スクイージーを使う時は、「左上」から「右下」へ斜めに
水滴が右下へ集まり、筋が残りにくくなります
あとは拭き残した部分を乾いた雑巾で拭き取ればOK
水拭き、乾拭きでは汚れが落ちない場合には洗剤を使います
汚れがひどい場合、いきなり洗剤を付けると汚れが固まってしまうからです
洗剤を使う場合は、しっかり洗い流す必要があります
窓の室内側を掃除する方法
窓の室内側を拭く時には「床」に雑巾を敷いておきます
スクイージーを使うと水が滴り落ちてしまうからです
まず窓枠の汚れを拭き取ってから、ガラスを拭きます
スプレーでたっぷりの水をガラスに吹きつけ、スクイージーで拭き取ります
そして角の部分を乾いた雑巾で拭き上げるとピカピカに
タバコのヤニなどで黄ばんでいる場合は「塩水」で拭くと取れます
表面が凸凹している摺りガラスは「たわし」でこすってから
浮き上がった汚れを「雑巾」で拭き取ります
スクイージーだと凹んだ部分に汚れが残ってしまうからです
マイクロファイバークロスなら細かな凹凸まで拭けて便利です
手が届かない場所の窓拭き方法
手が届かない高い場所の窓拭きは大変だし面倒
脚立に昇っての作業ができない場所もあります
例えば、狭いベランダとか、階段など
吹き抜け部分の壁に付いている窓も吹くのが大変
そんな場合は柄の長いモップや掃除ロボットがあると便利です
【高い場所の窓掃除に便利なモップ】
床用モップでも届かない高い場所なら、柄が長いモップで
最大138cmまで伸びるモップなら高い部分まで拭けます
マイクロファイバークロスは洗って何度でも使えて経済的
クモの巣なども取れます
【ベランダがない場所の窓に便利な掃除ロボット】
ベランダがない場所の窓に便利なのが窓用の掃除ロボット
リモコンでもスマホでも操作できます
楽に窓掃除ができます
【サッシを掃除して仕上げる】
窓枠とガラス拭きが終わったら、サッシの溝も綺麗に掃除
滑りが良くなって、窓の開閉がスムーズになります
サッシの溝には「ペンキ塗り用のハケ」が便利
毛がしっかりしているからです
頑固な汚れもよく取れます
ハケには大小さまざまなサイズがあります
サッシやレールの幅に応じて選ぶと効率的
まずは溝に詰まったゴミを取り除きます
汚れを集めたら、そのまま外へ払い出します
こびりついた汚れは洗剤を付けて
ジョーロで水を流すと綺麗になります
乾いたタオルで水分を拭き取ればピカピカです