手づくり雑貨にロゴをつけるとオリジナル感がアップします。
プレゼントする相手の名前をプリントしても素敵です。
布やガラスに描ける塗料を使えば衣類や食器にロゴを付けられます。
型を使えばオシャレなデザインも思いのまま。
ステンシルするだけなので簡単にできます。
ショップの開店祝いなどにも喜ばれるプレゼントです。
布に描ける塗料
アクリル絵の具と混ぜて使う「ファブリックメディウム」。
布に描いた絵や文字が、洗濯しても色落ちしなくなります。
アクリル絵の具はネイルアートにも使えますし、好きな色だけ1色ずつ購入することもできます。
「Tシャツ」「エプロン」「布バッグ」「コースター」「ナフキン」「ランチョンマット」
ショップの名前やロゴ、店主の似顔絵やオリジナルキャラクターを描いても印象に残ります。
ステンシルの型紙やスタンプを使えば同じロゴがいくつも描けます。
ステンシルする時に、塗料を均一に塗るとスッキリした図柄が描けます。
筆を回しながら色を塗ったり、ポンポンと叩くようにすると濃淡がつけられます。
以前に行った美容室では、膝に乗せるためのクッションを貸してくれました。
雑誌を乗せるのに丁度よく、ふわふわした手触りが気持ちよくて、とてもリラックスできたのです。
そんな小物にショップのロゴやキャラクターが描いてあると素敵だなと思います。
陶器に描ける絵の具
陶器用絵の具は、食器などに絵を描いて自然乾燥させます。
150℃のオーブンで焼くとしっかり定着し、食洗器で洗っても大丈夫。
人体に無害の絵の具だから器の内側にも描けます。
白いシンプルな食器に絵や文字を描くだけで一点ものにできます。
100円ショップの食器でも、オリジナルに変身。
例えば飲食店で使われているのは、どこへ行っても同じような食器です。
かといって個人の小さな店では、ロゴ入り食器を作るほどの費用はかけられません。
小さな店なら食器の数も種類も少ないので、ロゴをつけるくらいなら簡単です。
ガラスに描ける絵の具
ガラス、陶器、金属に描けるのが、アクリル絵の具です。
ステンシルの型を使うと印刷したような図案が掛けます。
透明ガラスなら、内側に図案を印刷した紙を貼って、なぞってもOK
耐熱ガラスや陶器なら、160℃のオーブンで焼きつけて定着させることができます。
アウトライナーはチューブから直接ガラスに描けます。
ドット柄を描く時なども便利です。
「グラスデコ」は、ガラスに直接描くのではなく、シールに絵を描いてガラスに貼るキット。
ガラスに貼るとステンドグラスのように光を通します。
シールは剥がすことができるので、ハロウィンやクリスマスなど季節イベントにピッタリです。
ステンシルの型つくり
ステンシルは、一度「型」を作ってしまえば、同じ図柄のものをたくさん描くことができます。
好みの図案をコピーして、カッターで切り抜くだけ。
コピー用紙では薄いので「チャコペーパー」を挟んで。
丈夫なクラフト紙に図案を描き移してから切り抜くと何度でも使えます。
ショップの看板に描くロゴなら一度しか使わない図案。
幅広のマスキングテープで型を作り、塗りたい部分に張り付けると簡単です。
布用塗料を使えば、衣類にロゴを入れることもできます。
市販のステンシルプレートも種類が豊富にあります。
アルファベットと数字があれば看板やウェルカムボードなどにロゴやショップ名などを描けます。
メニューボードなどを作る時に便利。
プラスチック製のステンシル図案を使えば、何度でも同じ柄を描くことができます。
ちょっとずつ、ずらしながら濃淡をつけたり。
市販のパターンでもオリジナルなデザインになります。
ステンシルスタンプ用カラーインク。
小さなロゴなら、消しゴムでもスタンプを作れます。
ガラスや金属を「掘って描く」リュータ
リュータを使えば、ガラスや金属の表面に文字や絵を描けます。
ガラス、金属、石、木、硬い素材を掘って描く工具です。
ショップの入り口ドア、額縁ミラー、ランプシェード、キャンドルホルダーなど。
ガラスなら内側に下絵を張って写し取ることも簡単。
パソコンで文字や図柄を入力したものをプリントアウトすれば、下絵が作れます。
ショップのネームを入れて、オリジナルパブミラーにしたり。
出入り口のガラス窓にWelcomeメッセージを描いたり。
カウンター上に吊るしたペンダントライトの傘にキャラクターを描いたり・・・
パッとお客様の目を引き、印象に残ります。
使い方も簡単で、ペンのように持ってガラス表面をなぞるだけ。
先端工具を変えて様々な線が描けます。
絵や文字を描く他に、金属のサビ落とし、艶出しにも使えます。
指輪など小さなアクセサリーの汚れ落としにも便利です。
磨いて光沢を出すこともできます。
値段も手ごろで、プレゼントにもピッタリ。
開店祝い、周年祝い、引っ越し祝い、誕生日、クリスマスなど。
相手が手作り好きな方なら喜んでくれるはずです。
木の板に描ける「トリマー」
看板とか店内の案内ボードとか、大きなものを作る時には「トリマー」のほうが作業が楽。
トリマーは、先端の工具を高速で回転させて板に溝を掘る道具です。
角の部分を面取りすることもできます。
溝の深さを調整することができ、板に模様や文字を描いて表札などを作ることができます。
先端の「ピット」を付け替えることで様々な面取りができます。
木製品の角を丸くしたり段々にする、といった装飾を加えることも出来ます。
消しゴムはんこなら手軽に作れます。
オリジナルデザインを手軽に作れるのが消しゴムはんこ。消しゴムは柔らかいので掘るのが簡単です。インクの種類によって布や食器などにも模様を付けられます。
個人経営の小さなショップでは、手作り雑貨で個性が出せます。
- 手書きのメニューカード
- パソコンで作ったショップカード
- ロゴ入り食器、コースター、エプロン、スタッフのユニフォーム、お土産バッグ
飲食店や美容室は、お店の雰囲気による「場所」と「時間」も売りものと言えます。
お客様の印象に残るのは、お店の個性と雰囲気です。
手作り作業に没頭している時間。
そんな時に新しいメニューやサービスのアイディアが湧くこともあります。
オリジナルグッズは、お客様が気に入って、欲しい、買いたい、と言われるかもしれません。
そうしたら商品化して売ることだってできます。