【玄関】靴を履いたまま生活するメリットとは

住宅も家具も洋風なのに、頑として変わらないのが日本の玄関

段差を設け、靴を脱いで上がる習慣は、要らないと感じています

靴を履いたまま生活するメリットは、災害時、素早く安全に非難できることです

玄関の段差がなく、室内でも土足なら、車椅子もペットも、そのままで出入りできます

スロープを付けたり、ペットの足洗い場を設けたりも不要です

靴と洋服を一緒に収納すれば、その場でコーディネートできます

室内で靴を脱ぐ理由とは?

室内では土足厳禁という生活を続ける理由は、汚れるから、でしょうか

けれど玄関マットで靴底を拭いてから入れば済むだけのことです

いたるところが舗装されている現代、靴が泥だらけになることはありません

靴底に付いた土よりも、裸足の皮脂汚れのほうが不衛生

そんな風に書いていたのは、セツ・モードセミナーを創設した長沢節さんでした

日本人に水虫が多いのは、裸足で歩き回るから、とも言われます

とはいえ裸足で歩くのは真夏や入浴後くらいで、普段はスリッパを履いて過ごしています

スリッパに履き替えるくらいなら、サンダルのままで構わないはずです

靴を履いていれば、冬用のスリッパを用意する必要もありません

スリッパも履き替える理由とは?

トイレでスリッパを履き替えるのも不思議な習慣です

御不浄と呼ばれるほどトイレは汚い場所だからでしょうか?

本来は、そんな汚い場所にしておいてはいけないはずです

居室とトイレだけでなく、洋室と和室でもスリッパを脱いだり履いたりします

畳の上をスリッパで歩くことに抵抗を感じる、という感覚は分かります

なぜ分かるのか、自分でも不思議です

玄関には、室内と屋外を分ける「結界」の意味があるともいいます

それなら玄関の内と外で分ければいいことです

敷地の内と外でも構いません

部屋や空間を「神聖な場所」と「不浄な場所」に分ける根拠とは何でしょう?

神聖なる和室

畳の床というのは、フローリングとは別の特別感があります

それは階級社会の名残なのではないかと感じたのが、お屋敷の廊下です

お屋敷の廊下は、畳敷きと板敷きに分かれていたといいます

畳敷きの廊下を歩けるのは家の主人だけであり、使用人が歩くのは板敷きの部分です

そんな身分制度の名残が、畳に対する特別感になっている気がします

【贅沢な畳の部屋】

畳は、皇族、貴族、家の主人、といった上流階級の人々のための贅沢品です

定期的に畳を外して陰干しし、畳表を張り直す必要があります

それは使用人が必要な重労働ですし、経済力も必要です

身分制度がなくなり、庶民も畳を使えるようになりました

けれど使用人がいない、経済力もない、庶民の畳は敷きっぱなし

その上にカーペットを敷いたりしたら、ダニが繁殖し、カビが生えるのは当然

本来の畳は、使用人を雇えるほどの経済力を持つ人だけが使える贅沢品です


【使われない和室】

一部屋くらいはと和室を作っても、結局あまり使わない客用になったりします

ですが現代の暮らしでは、頻繁に客が来たり、家に泊まったりすることは減りました

古民家などを改装する場合、必ずと言っていいほど畳を撤去してフローリングにします

和室は全て洋室に変えてしまうケースも少なくありません

椅子やベッドを置いて生活するようになったので当然です

【体に負担がかかる低い暮らし】

畳を敷いた部屋に椅子やベッドを置くと、畳が凹んでしまうし、傷んでしまいます

ですから和室は、床に座り、布団を敷いて寝る場所です

ですが、床に座って、布団に寝る、という低い暮らしは、高齢になるほど足腰に負担がかかります

若い人にとっても、椅子に腰かけ、ベッドに横たわるほうが、楽なはずです

和室は、たまにだから、くつろげる場所になります



靴を履いたまま生活するメリット

靴を履いていれば足が冷たくないし、いざという時に非難しやすいことが最大のメリットです

ホテルの客室のように、土足で生活できないものかと思っていました

それで事務所用のマンションに住んでいたことがあります

アメリカで暮らした時には、アメリカ人たちの過ごし方を観察してみました

家の中ではアメリカ人も靴を脱いで過ごすことがあります

裸足で玄関ポーチや庭を歩くことも珍しくありません

靴下や足は洗えます

床掃除はルンバがやってくれます

考えてみたら不要だと感じたのが、玄関の段差と、靴を脱ぐ習慣です

大規模な地震が起きた時など、割れたガラスなどで足を怪我すると非難が遅れます

今回の地震速報の中でも、室内では靴を履いているよう勧告されていました

自然災害の多い日本だからこそ、靴を履いたままの生活が必要ではないかと感じています

日本家屋の良さとは?

何でも洋風がいいわけではありません

日本の伝統や文化には、様々な知恵があります

昔ながらの日本家屋には、地震が起きても倒壊を防ぐ工夫が凝らされていました

金物を使わずに柱や梁を組むことで、揺れに逆らわない余裕を持たせてあるそうです

古い神社仏閣が長持ちしているのは、そんな工法で建てられたおかげです

木造の日本家屋は、高温多湿な気候を考慮して建てられていました

通気性を確保して、家を乾燥させておけば、カビが生えたりシロアリに食われたりしません

家を乾燥させ、虫を寄せ付けない工夫をしていたのが、昔の囲炉裏部屋です

室内で火を焚くことで家を乾かし、煙で燻すことで虫や害獣を追い払います

【古民家】 囲炉裏では 夏も火を絶やさない 理由とは?

【囲炉裏】夏も火を絶やさないのには理由がある

囲炉裏では夏も火を絶やさず焚いているといいます。夏の室内で火を焚いたら暑いのでは? そんな疑問が湧いてきますが、涼しく過ごせるそうです。それは「湿気が取り除かれ」「風が通り抜ける」から。煙で虫除けもされます。

庭木の剪定枝なども薪として使えるので、大量の薪を用意する必要もありません

そんなメリットを知ってからは、囲炉裏のある家で、土足で生活したいと思っています

土足なら、囲炉裏の灰が床に散っても気になりません

木灰には洗浄力があるので、水拭きするだけで床が綺麗になります

広い家なら掃除ロボットを使えば手間がかかりません

煙が出るため窓ガラスや壁が汚れ、臭いが付くというデメリットもあります

暮らしに 取り入れてみたくなる 囲炉裏の魅力と注意点

【囲炉裏】メリット・デメリットとは?まとめ

囲炉裏の良さとは「経済性」「機能性」「快適性」の3点です。細い枝なども薪として使え、調理もでき、足元から温まります。とはいえデメリットもあります。煙が出るため室内がヤニで汚れますし、換気設備が必要です。

囲炉裏を設置するには、家の構造も重要なポイントです

囲炉裏は室内での焚き火~囲炉裏部屋には換気設備が必要

【囲炉裏】作り方は簡単でも部屋の構造が大事

木造家屋であれば、囲炉裏は手作りできるほどシンプルな構造です。例えるなら床板を四角く切り取って「床下収納庫」を作るイメージ。囲炉裏そのものは簡単ですが「囲炉裏部屋」の構造のほうが肝心です。


床下に湿気がこもらないよう工夫されたのが高床式の住居

ですが玄関だけ低くして、室内では土足厳禁にする理由はありません


囲炉裏があって、土足で暮らせるように改修した家で暮らしたいと思っています

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