レイズベッドとは、高さのある花壇のこと
かがまずに作業できるので、植物の手入れが楽になります
「日当たり」も「水はけ」も良くなるため、植物にとっても良い環境です
野生動物やペットが花壇に入り込むのも防げます
車椅子でも作業できるのがレイズベッドのメリットです
木製レイズベッド
木製レイズベッドなら、足元に空間を開けた形にできます
車椅子が入る高さにすると、脚が悪い人も作業が可能
下にはジョーロなどの道具も収納できます
例えば、廃材を使ったレイズベッド
最初は落ち葉を貯めておく場として使い、腐葉土ができたら苗床にできます
麻紐などで縛っておくだけなら、解体して作り直すことも可能
木材は、薪として使うなど、リサイクルも容易です
レンガのレイズベッド
レンガのレイズベッドなら、丸みをつけることができます
並べ方、積み方、いろいろ変化を付けるのも簡単です
1個が小さいレンガは、持ち運びしやすく、楽に作業ができます
- レンガを仮置きする
- 溝を掘る
- 一段目のレンガを並べる
- レンガを積み上げる
- 目地を整える
【レンガを仮置きする】
花壇の場所を整地をしたら、広さや形を決めて、まずはレンガを仮置きしてみます
並べてみたら端っこのほうが合わない、ということもあるからです
モルタルで固める前なら、微調整ができます
【溝を掘る】
並べたレンガを一つずつ外しながら、外側に並べておきます
そうしてから、レンガを並べる位置に「幅20cm×深さ10cm」くらいの溝を掘ります
溝の底には、レンガが埋まるのを防ぐための「砂利」を敷きます
砂利と1段目のレンガの間に「コンクリート」を入れておくと、土台がしっかりします
コンクリートは「モルタル」に「砂利」を混ぜたもの
砂利の上に流し入れ、乾かないうちに水平を確認しておきます
コンクリートの上に薄板を敷き、上に「水を入れたペットボトル」を置くと水平を確認できます
水は必ず地面に対して水平になるからです
水を入れたペットボトルは重く、持ち運ぶのが大変なので、水平器があると便利
この時に、斜めになっている場合は、高い方をゴムハンマーで叩いて平らにします
【一段目のレンガを並べる】
コンクリートが乾いたら、1段目のレンガを並べていきます
レンガとレンガの間は1cmほど隙間を開けて、モルタルを塗ります
全て並べ終わったら、レンガの上面にもモルタルを塗ります
はみ出したモルタルは「濡れ雑巾」で取り除きます
地面にモルタルが残っていると水はけが悪くなるので、きれいに取り除いておきます
【レンガを積み上げる】
モルタルが乾かないうちに、二段目のレンガを積みます
レンガを積み上げるごとに水平を確認しておくことが大切です
モルタルが柔らかいうちなら、レンガを押しつけるだけで調節できます
2段目が積み終わったら、次の段を積んでいきます
【目地を整える】
レンガが積みあがったら、表面の目地を整えて完成
この時に、レンガの表面より目地が数ミリ凹んだ状態にすると仕上がりが綺麗です
レンガの種類や積み方にも、いくつかバリエーションがあります
レンガは1個が小さいため、手作りガーデンには便利な素材。例えば、並べたり、積み上げたり、様々にアレンジできます。大きさが決まっている規格レンガなら、必要な個数も簡単に割り出せます。積み方によっても表情が変わります。しっかり固める方法と、後から解体しやすい方法があります。
レンガ積みをする前には、まず地面を平らにならす必要があります
庭や菜園を作る時に、まず必要なのが整地です。地面には凸凹があって平らではありませんし、水平でもありません。
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