レンガの花壇は、見栄えが良く、施工が簡単なことがメリット
小さいレンガは持ち運びしやすく、様々な形に並べることができます
例えば、レンガを積み上げて高くしたり、丸く並べたり
高さのある花壇は、水はけが良くなり、植物に日光がよく当たります
さらに丸みをつけると、植物の手入れがしやすく、狭い場所にも作れます
レンガの花壇を高くする

高さのある花壇「レイズベッド」のメリットは、水はけや日当たりだけではありません
かがまずに作業できるので、楽に植物の手入れができます
そのため車椅子でも作業が可能です
さらには野生動物やペットが花壇に入り込むのも防げることもメリットです
レンガの花壇を高くするには、モルタルなどで固定する必要があります
工程は主に3ステップです
- レンガを仮置きして土台を作る
- レンガを積み上げる
- 目地を整える
【レンガを仮置きして土台を作る】
まずは花壇を作る場所にレンガを仮置きして、大きさと形を決めます
そして並べたレンガを一つずつ外しながら、外側に並べておきます
次にレンガを並べる位置に「幅20cm×深さ10cm」くらいの溝を掘ります
そして溝の底に「砂利」を敷き、レンガが埋まるのを防ぎます
砂利の上に「コンクリート」を入れておくと、土台がしっかりします
コンクリートは「モルタル」に「砂利」を混ぜて水で練ったものです
そして乾かないうちに水平を確認しておきます
コンクリートの上に薄板を敷き、上に「水を入れたペットボトル」を置くと水平を確認できます
なぜなら水は必ず地面に対して水平になるからです
あるいは水平器を使って確認しておきます

もし斜めになっている場合は、高い方を「ゴムハンマー」で叩くと平らにできます
【レンガを積み上げる】
コンクリートが乾いたら、1段目のレンガを並べていきます
レンガとレンガの間は1cmほど隙間を開けて、モルタルを塗ります
そして全て並べ終わったら、レンガの上面にもモルタルを塗ります
はみ出したモルタルは、すぐに「濡れ雑巾」で取り除くことが大事です
地面にモルタルが残っていると、水はけが悪くなってしまいます
そしてモルタルが乾かないうちに、二段目のレンガを積みます
レンガを積み上げるごとに水平を確認しておくことが大切です
モルタルが柔らかいうちなら、レンガを押しつけるだけで調節できます
2段目が積み終わったら、次の段を積んでいきます
【目地を整える】
レンガが積みあがったら、隙間の目地を整えて完成です
目地は、レンガの表面より数ミリ凹んだ状態にすると綺麗に仕上がります
この時に便利なのが「目地コテ」です
ラフに積み上げただけの花壇はナチュラルな雰囲気

モルタルで固めなければ、後から作り直すこともできます
少しずつ内側にずらして重ねれば、崩れにくくはできます
とはいえ、あまり高くせず、レンガ用の接着剤で固定しておくほうが安全です

レンガの花壇を丸くする

小さなレンガなら、丸い花壇を作るのも簡単です
割れてしまったレンガなども活かして使えます
小さな丸い花壇は狭い場所にも作れ、手入れも簡単

レンガで囲いを付けておくだけでも、土がこぼれにくくなります

端っこを丸くしておくと、通路わきなどでも邪魔になりません

オープンスペースに円形の花壇を作っても素敵です

種類や積み方にも、様々なバリエーションがあります

レンガは1個が小さいため、手作りガーデンには便利な素材。例えば、並べたり、積み上げたり、様々にアレンジできます。大きさが決まっている規格レンガなら、必要な個数も簡単に割り出せます。積み方によっても表情が変わります。しっかり固める方法と、後から解体しやすい方法があります。
レンガ積みをする前に必要な整地も、自分でできます

庭や菜園を作る時に、まず必要なのが整地です。地面には凸凹があって平らではありませんし、水平でもありません。
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