ふわふわして白いマシュマロは手作りできます
卵白を泡立ててメレンゲにし、ゼラチンで固めるだけだから簡単
手作りしたら、アレンジも自由です
食紅を加えて色を付けたり、クッキーの型を使ってハート形にしたり
白いマシュマロにチョコペンで顔を描くだけでも可愛くなります
ホットココアやコーヒーにマシュマロを浮かべて
ゆっくり溶けて甘くなり、ほかほかシアワセ気分です
マシュマロの作り方とコツ
マシュマロ作りのコツは3点。
- 卵黄と卵白をしっかり分ける
- 砂糖は少しずつ加える
- 器具はプラスチック製のものを使わない
卵黄と卵白を分けるには、手の平にのせて指の間から卵白だけボウルに落とせば簡単。
薄手のゴム手袋をすると手の皮脂が付きません。
ステンレス製の水切りお玉を使ってもOK。
【マシュマロの材料】
- 卵白(1個分)
- 粉ゼラチン(10g)
- 砂糖(100g)
- レモン汁(大さじ1)
- コーンスターチ(少々)
【マシュマロ作りの道具】
- ステンレス製のボウル
- 泡だて器
- 湯煎ができる「大小の鍋」
「クッキーの型」「長方形のバット」があると様々な形のマシュマロが作れます。
【マシュマロの作り方】
1.耐熱容器に粉ゼラチンを入れ、水(80ml)を加えておく
2.耐熱ボウルに卵白を入れて泡だて器でよく混ぜる(電動泡だて器を使うと楽)
3.半量の砂糖を加えて泡立てる
4.残り半量の砂糖を加えて泡立てる
5.ツノが立つくらいのメレンゲ状にする
6.水を加えたゼラチンを湯煎で溶かす
7.ゼラチンにレモン汁を加えて混ぜる
8.メレンゲにゼラチンを少しずつ加えて混ぜる
9.バットにコーンスターチを薄く敷き、メレンゲを流し入れ、冷蔵庫で冷やして固める
10.メレンゲが固まったら、まな板などの上に出す
包丁で切るか、クッキーの型で抜くと出来上がり。
ココアやコーヒーに浮かべて、シナモンを振りかけても美味しい。
チョコをかけたり、溶かしたチョコをまぶしたり、マシュマロは手軽なおやつに最適です。
マシュマロを串に刺して、チョコレートフォンデュにしても美味しい。
フォンデュ鍋でチョコで溶かして、マシュマロを浸しながら食べます。
キャンプファイヤーの火で、焼きマシュマロにして食べるのも楽しいひととき。
アメリカ人は暖炉の火で焼きマシュマロにしていました。
クッキーにマシュマロを挟んで食べたりもします。
クリスマス休暇に家族と過ごす時間。
炎を見ながらマシュマロを焼いて、静かに語り合う。
温かくて、柔らかくて、甘くて、とても素敵なひと時です。
楽しいマシュマロのアレンジ
マシュマロを作る時に、食紅で色を付けることもできます。
ピンクのハートにした手作りマシュマロはバレンタインデーやホワイトデーに。
ハート型にくり抜いたマシュマロをケーキにトッピング。
クッキーの型で抜くだけだから簡単です。
白いマシュマロにはチョコペンで様々なアレンジができます。
チョコペンでスノーマンの顔を描いたマシュマロ。
砂糖代わりにホットコーヒーやホットココアに浮かべて。
温かくて、見ていると、なんだかなごみます。
顔を描いたマシュマロをケーキのトッピングに。
カップケーキにクリームとマシュマロを乗せるだけ。
子供と一緒に作れる楽しいデザートになります。
お誕生日パーティなんかにもピッタリです。
クリスマス、ハロウィンなど季節のイベントに合わせたデザートも簡単に作れます。
スポンジケーキにデコレーションして。
チョコペンでオバケの顔を描いたらハロウィンケーキ。
茹でたカボチャで作ったトッピングも飾って。
クッキーやチョコもアレンジに使えます。
メレンゲを上手く作るコツ
3つのコツさえ分かればメレンゲ作りは難しくありません。
- 油分を含む卵黄が混ざらないようにすること
- プラスチック製のボウルや器具を使わないこと
- 卵白が泡立ってから砂糖を少しずつ加えること
卵白が泡立たない原因は「油分」と「砂糖」なので、砂糖は最後に加えます。
卵黄には油分が含まれているので、少しでも混じっていると泡立ちません。
プラスチック製のボウルなども油と同じ働きをするため、泡立ちにくくなります。
●卵白のタンパク質が固まるワケ
卵白をかき混ぜ続けると泡立つのは、中に「空気」が含まれるため。
かき混ぜることによって、卵白に含まれている「タンパク質」がほぐれます。
すると石鹸のような働きをする成分によって卵白中の「水分」が泡立ちます。
卵白の泡はタンパク質によって網状に覆われ、丈夫な膜を張ります。
そのため泡がすぐに消えずに固まります。
●油分があると卵白が固まらない
タンパク質は「アミノ酸」が長くつながったものです。
アミノ酸は「油」とくっつきやすい性質があります。
油分があるとタンパク質の膜が作られず、すぐに泡が消えてしまいます。
●砂糖があるとタンパク質がほぐれない
砂糖を加えるとタンパク質がほぐれにくくなり、分子がネット状になりません。
そのため卵白がしっかり泡立ってから、砂糖は少しずつ加える必要があります。
タンパク質が卵白の泡を包み込むと、しっかり泡立ちます。
その後なら加えた砂糖がタンパク質の周囲を覆います。
すると泡が壊れにくくなります。
マシュマロとは
マシュマロは、英語で「marsh mallow(沼地の葵)」。
もとは葵(mallow)の根から出る、粘り気のある液に砂糖を加えて作ったお菓子のことでした。
葵は日本名で「ウスベニタチアオイ」という植物で、原産地はヨーロッパや中央アジア。
昔は喘息などに効く薬用として使われいたといいます。
現在のマシュマロは、卵白を泡立ててメレンゲにしたものを、ゼラチンで固めたものです。
当記事を介護士さんのサイトで紹介していただきました。
マシュマロの他にも、ゼラチンを使ったレシピが紹介されています。
「ごま豆腐タルト」「水ようかん」「煮込みハンバーグ」など作ってみたくなります。
>ぷるぷるスイーツからおかずまで使い方いろいろ!介護士さんに教えたいゼラチンのレシピ特集
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