【イルミネーション】家を飾る場所と設置方法

クリスマス時期に増えるイルミネーションは、植物が少ない季節に彩りを添えてくれるもの

日が短い冬は、足元が見やすくなるというメリットもあります

ただし近隣への「光害」にも注意が必要

設置場所や設置方法を工夫して安全面に配慮することも大事です

自分も、通りがかる人も、みんなが楽しめるイルミネーションなら素敵です

イルミネーションを飾る際の注意点

イルミネーション・ライト

環境省では「光害」についてのガイドラインを作成しています。

環境省 光害対策ガイドライン

事業所の広告などが対象ですが、イルミネーションが光害と見なされることもあります。

夜遅くまでライトを点滅させていると、睡眠の妨げになるからです。

道路の近くなら、信号機などが見えにくくなるなどの弊害もあります。

特に住宅が密集している地域では注意が必要。

睡眠の邪魔にならない「設置場所」と「時間帯」がポイントです。

【近隣住民への配慮】



庭にイルミネーションを設置する場合、近隣への配慮が欠かせません。

明るすぎるライトが迷惑となる場合があるからです。

  • 隣家の窓近くに設置しな
  • 点滅タイプではないものを使う
  • タイマーを使い、21時には消灯する

庭木や外壁に設置する場合、安全面にも注意が必要です。

期間中ずっと取り付けたままなので、風などで飛ばされることもあります。

落下しないよう、しっかり固定することが大事です。

地面に置くタイプの場合は、通行の妨げにならない場所に設置。

自宅の敷地内でも、宅配などの邪魔になるかもしれません。

見学者による「騒音」や「ゴミ」などが問題になることもあります。

【漏電と防水対策】



屋外用のイルミネーション・ライトなら漏電や防水対策がされています。

水に強いのは「防水」「防雨」と表記されたもの。

水滴が入り込まない「防滴」では防水効果は弱まります。

コントローラーなどの周辺機器は地面から離して置くことも大事。

雨や雪で水没することもあるからです。

【高所へのイルミネーション設置は十分注意】



庭木や外壁にライトを設置する場合は必ず二人以上で作業します。

脚立を使う場合には、1人が押さえてグラつかないように。

2人以上で作業ができない場合は、フェンスや窓辺などでも充分です。

地面に置くだけのライトやプロジェクターなら簡単に設置できます。

イルミネーション設置の業者に頼めば安全ですし、撤去もしてくれます。

業者に依頼せず自分で設置するなら、ライトの種類も限られてきます。

イルミネーションに使えるライトの種類

スノーマンのライト

イルミネーション用のライトは様々な種類が市販されています。

選ぶ際には「電源」「形状」「電球」の種類がポイント。

シンプルなライトでも、演出の仕方で素敵に飾れます。

【イルミネーションの電源】



イルミネーションの電源は、主に「ソーラー電源」「電池」「プラグ式」の3つ。

ソーラー電源は電気代がかからないというのが最大のメリットです。

日中に蓄電し、周囲が暗くなると自動的に点灯するタイプが便利です。

ただし日照時間が少なすぎると点灯しないことがあります。

電池式なら日照時間を気にせず使え、置くだけで配線も要りません。

日中に充電しておく必要がありますが、どこにでも置けるのが便利です。

プラグ式は家の外にコンセントがないと使えません。

配線コードが必要なので、邪魔になる場合もあります。

電気代や置き場所を気にせず使える電源が便利です。

【イルミネーションの形状】



イルミネーションには様々な形のものがあります。

  • ストレートライト
  • ネットライト
  • カーテンライト
  • モチーフライト
  • プロジェクター
  • スポットライト

長いコードに小さな電球がついたのが「ストレートライト」。

庭木やトレリスなどに掛けたりして設置します。

コードがネット状になっているのが「ネットライト」。

背の低い植え込みなどに、ふわっと掛けておくだけ。

広い範囲を覆えるので華やかさがあります。

コードがカーテン状になっているのが「カーテンライト」。

外壁や塀などの上部から吊り下げるタイプです。

壁面を広く覆う場合に適しています。

キャラクターなどの形になっているのが「モチーフライト」。

電池式なら、どこにでも置けます。

壁面や木に光を当てるのが「プロジェクター」。

様々な模様や文字を浮かび上がらせることができます。

設置するのも撤去するのも簡単で、ドラマチックな演出ができます。

一か所に光を当てるのが「スポットライト」。

庭木を下から照らし出したり、オブジェクトを上から照らしたりできます。

購入したライトは、ずっと使えます。

毎年、少しずつ買い足していくのも楽しみです。

【イルミネーションの電球】



イルミネーションに使われているLEDは、電球色も様々。

白い光で上品に仕上げたり、カラフルな電球で可愛くしたり。

一色だけで統一してみるのも素敵ですし、庭のイルミネーションはアイデア次第です。

イルミネーションを設置する方法

窓辺のカーテンライト

近隣の迷惑にならない場所を選んだら、安全面に配慮しながら設置します。

イルミネーションの種類と設置場所によって取り付ける方法も異なります。

コードタイプのライトなら、固定できるものが必要です。

  • ストリングライトは「ビニールタイ」で木に結び付ける
  • カーテンライトは「S字フック」に掛ける
  • 置くだけで設置できるのはモチーフライトやプロジェクター

モチーフライトは2~3個をアクセントに使うと効果的です。

可愛いからと、たくさん置きすぎては鬱陶しい感じになってしまいます。

クリスマスの窓辺

クリスマスの窓辺

通りに面した窓辺をクリスマスらしく飾るのも素敵。

鉢植えやキャンドルをたくさん並べておけば室内が丸見えになりません。

真っ赤なカーテン一枚でも雰囲気が変わります。

雪国なら「スノーキャンドル」を灯すのも素敵です。

スノーキャンドルと草

冬を彩る明かりは、通りがかる人の目も楽しませてくれます。

品よく華やかな白いインテリア

ホワイトクリスマス1

クリスマスといえば「赤」を多く使った暖かな雰囲気が一般的。

でも白をメインにすると大人っぽく静けさを感じさせる雰囲気になります。

主役のツリーも、白とゴールドだけのオーナメントで飾ると綺麗。

小物で「真鍮」や「ゴールド」をプラスすると華やかになります。

明かりを灯すと温かな雰囲気になり、控えめなゴールドがキラキラして綺麗。

真っ赤なポインセチアも素敵ですが、白いポインセチアも上品。

白を基調にした「ホワイトクリスマス」の演出にピッタリ。

冬のイメージが強いポインセチアですが、原産地はメキシコ。

寒さには弱いので室内で育てます。


たくさんキャンドルを並べると、ツリーやリースのグリーンが際立ちます。

ホワイトクリスマス4

LEDライトのキャンドルなら安全です。

キラキラした小物や明かりの光が美しい、大人っぽいクリスマスインテリアです。

白い衣装のエンジェル人形は、少しおどけた表情が可愛い。

フエルトで手作りできそうなので、プレゼントにもピッタリ。

クリスマスらしい飾りになります。

冬のインテリアに、ほっこり温かみをプラスしてくれるのが明かりです。

手作りキャンドルにも挑戦してみたくなります。

手作りキャンドルなら形も色も香りも自由にアレンジ♪

【手作りキャンドル】必要な道具と基本の作り方

キャンドル作りは手軽に試せてアレンジも楽しめる趣味。昔は家庭で作られていたものなので、難しくはありません。

夜の時間が長くなる冬だからこその楽しみがあります。


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