あんこのレシピでは、こしあんと粒あんで砂糖の量を変えます
例えば粒あんは、こしあんより糖分を50~55%くらいに控えます
砂糖が多いほうが小豆の皮が柔らかくなるからです
- こしあん「あん10:砂糖6:水2」
- 粒あん「あん10:砂糖3:水2」
材料を柔らかく茹でて、ペースト状にしたものが「あん」です
小豆あんこ基本レシピ

水あめも加えると、あんにツヤが出て、固くなるのを防げます
デンプンから作られる甘みで、粘り気と保水力があり、乾燥を防ぐからです
糖分が低いという特徴もあります
粒あん | こしあん | |
小豆 | 200g | 200g |
砂糖 | 85~100g | 170~200g |
水あめ | 10g | 20g |
塩 | 小さじ1/2 | 小さじ1/2 |
【小豆の煮方】

小豆は皮が硬いため、水に浸けても、あまり吸水しません
水につけて戻すと、かえって煮えにくくなるため、さっと洗うだけで煮ます
- 小豆を鍋に入れ、1.5倍くらいの水を加える
- 中火で10~15分ほど茹でてからザルに上げ、茹で汁を捨てる
- 鍋を洗い、小豆と水を入れ、弱めの中火で煮る
- アクを取り、水が減ったら足し、常に小豆が水から出ないようにする
- 30分ほど煮たら火を止めて硬さを確認し、指で簡単につぶれるようならOK
途中で茹で汁を捨てるのを「茹でこぼし」と言い、小豆の渋みを取るために必要です
アクを取ることで、さらに雑味を取り除きます
茹でている間は常に、ぎりぎり小豆が湯に浸っている状態をキープすることが大事です
砂糖は必ず、小豆が柔らかくなってから加えます
途中で加えると、それ以上は小豆が柔らかくなりません
【粒あんの作り方】

- 再び鍋を弱めの中火にかける
- 砂糖を半量だけ加え、1~2分ほど煮る
- 残りの砂糖を加え、ふつふつ30分ほど煮る
- 煮汁がなくなったら火を止め、塩と水あめを加えて練り混ぜる
【こしあんの作り方】

- ザルとボウルを重ねて小豆を入れ、スプーンなどでつぶして濾す
- 鍋に入れて弱火にかけ、砂糖を加えて練り混ぜる
- よく混ざったら火を止め、塩と水あめを加えて練り上げる
目の細かい濾し器で濾すと、なめらかなアンになります
あんこは保存容器に入れてラップで表面を覆い、保存しておくと便利
冷蔵庫で3~4日、小分けにして冷凍で1か月が目安です
アレンジあんこレシピ

あんこの材料は小豆だけではありません
例えば、いんげん豆、グリーンピース、さつまいも
白あんは、白いんげん豆を使ったあんこです
白いんげんは皮が硬いですが、煮ている間に皮がむけてきます
そうしたら皮だけ取り除いて豆を柔らかく煮ます
【小倉トースト】

食パンをトーストして、あんことバターを乗せたのが「小倉トースト」
とろけるバターと、あんこの甘みが、たまらない美味しさ
あんこの材料を変えて、色んな味が楽しめます
【手作り和菓子】
和菓子はヘルシーなスイーツです

求肥(ぎゅうひ)とは、もち米の粉に水と砂糖を加えて練り上げたもの。そのまま「あん」として使ったり、「あんみつ」に入れたりします。あるいは「ねりきり」のつなぎに使うこともあります。練った白玉粉を蒸して作りますが、簡単に電子レンジでもできます。砂糖を多く入れると固くなりません。
羊羹は、あんこを寒天で固めるだけの簡単な和菓子

ゼラチンと寒天の違いは、動物性の牛や豚と植物性の海藻といった材料によるもの。そのためゼラチンにはコラーゲン、寒天には食物繊維が含まれます。例えば寒天でダイエットし、ゼラチンで肌や髪がパサパサになるのを防げます。どちらもスイーツや様々な料理が作れるので、ダイエット中にピッタリです。
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