ジェルキャンドルとは、ゼリー状のワックスで作る透明なキャンドル
そのため透明感を活かせるよう、ガラス容器に入れて作ります
不純物が多いと透明度が失われるため、染料は少なめにするのがコツです
【キャンドル作り】基本的な手順と必要な材料は、別の記事で解説しています
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ジェルキャンドルの材料
ジェルワックスは、融点が72~115℃と高めで、溶けにくいという特徴があります
例えばパラフィンワックスの融点は47~69℃、他のワックスも融点は60℃前後です
そのためジェルキャンドルは、小さな炎で「長く燃える」というメリットがあります
融点が低いソフトタイプは、表面に油分があるため艶があり、柔らかなゼリーのような感じ
融点が高いハードタイプはベタつき感がなく、グミのような弾力があります
色付けには、ワックスに溶け、芯が目詰まりしにくい「染料」を使います
芯と座金はセットになったものを使うと簡単です
ジェルキャンドルの中に入れるのは「ドライフラワー」「ビー玉」「貝殻」など
例えば、小さな「人形」や「動物」などを入れて、物語の世界みたいな作品にもできます
さらに「ラメ」など入れるとキラキラ光って綺麗です
ゼリーキャンドルの作り方
まずはジェルワックスを溶かします
この時には、持ち手がついて注ぎやすいホーロービーカーが使いやすい
そして火を使わない「IHコンロ」なら直に乗せられ、温度設定もできます
次に、ワックスが溶けたら染料を入れて混ぜ、色を付けます
ジェルワックスは固まっても色が濁らないため、イメージ通りの色にしやすいのがメリットです
飾り素材を入れてワックスを足し、そのまま冷まして固めたらできあがり
何色かに着色したワックスを重ねてグラデーションにもできます
グラデーションを付ける場合は、ジェルワックスが少し固まった時に次の色を静かに注ぎます
すると2色の境目がぼやけて混じり、綺麗なグラデーションになります
ドライフラワーなどを入れた場合、燃やすと嫌な匂いを発生するので、デコレーション用です
ボタニカルキャンドルとは、本物の「植物」で飾ったキャンドル。そのため火を灯さず、芳香剤として使い、植物の色と香りを楽しみます。例えばドライフラワーやドライフルーツなど、様々な植物が飾りとして使えます。
火を灯して使う場合は、別の容器に入れたワックスを中央部分に入れます
そして中央の容器の周囲にドライフラワーなどを入れ、隙間に溶かしたワックスを注ぎます
手作りキャンドル関連の記事
アロマキャンドルは、香りを楽しむのに、とても適した方法です。なぜなら材料のパラフィンが溶け出す「70℃」は、最も香り成分が立ち上がりやすい温度だからです。アロマキャンドルの作り方で注意することは、香り成分が揮発しやすい点です。
手作りキャンドルは、手軽に試せてアレンジも楽しめる趣味。昔は家庭で作られていたものなので、難しくはありません。パラフィン・ワックスを使ったキャンドル作りは簡単です。ワックスを温めて溶かし、型に入れて冷やし固めるだけ。色を着けたり、模様を付けたり、様々なアレンジ法があります。
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