背の低い雑草は、抜かずに残すとグランドカバーとして活かせます
背が高くなる草だけ抜いていけばいいので簡単です
そして地面が草で覆われていると、他の雑草は生えなくなっていきます
その場所に適応して生えてきた雑草なら手間も要りません
勝手に増えて拡がり、しかも地表の乾燥を防いでくれます
草丈5cm背の低い雑草
特に地面を這うようにして広がる雑草は、グランドカバーにピッタリ
なぜなら地表面を広範囲に覆ってくれるからです
ただし花茎は伸びて立ち上がる場合があるので、花が咲く前に刈り取ると背が低いまま維持できます
【スベリヒユ】

日本全土に生えるスベリヒユ科の一年草
草丈は5cmくらいで光沢のある多肉植物です
寒さには弱く、気温が低いと発芽しません
赤紫色の茎が地面を這うように伸びます
そして6~9月に黄色い小さな花が咲きます
日当たりの良い場所を好むため、乾燥しがちな場所で土埃が舞い上がるのを防げます
ヨーロッパでは「パースレイン」というハーブで、炒めたりサラダに使われます
アクが強いので、水に浸してから茹でて、お浸しなどに向いています

【カキドオシ】

シソ科カキドオシ属の多年草
草丈5~25cm
茎が伸びてくると蔓状になり、地面を這うようにして伸びます
4~5月に薄紫色の花が咲きます
香りが良く、茎や葉から精油を採ることもあります
日なたから半日陰まで生え、水はけの良い土を好みますが、乾燥には弱い草です

草丈10cm背の低い雑草

「クローバー」とは三つ葉の総称で、英語では「シャムロック」です
ところが植物としては、種類が違うものも含まれます
- 「シロツメクサ」や「レンゲ」はマメ科の植物
- 「カタバミ」はカタバミ科の植物
マメ科は養分となる窒素を地中に残しますが、カタバミ科は窒素を地中に残しません
【シロツメクサ】

草丈は5~10cm
5~9月ころに丸い花が咲きます
マメ科シャジクソウ属
ピンクの花が咲くのはアカツメクサ
草丈20~60cmと背が高めです
【カタバミ】

葉がハート形のカタバミ
草丈は10cmくらい
5~10月に黄色い花が咲きます
カタバミ科カタバミ属
日当たりの良い場所を好み、乾燥気味で硬い土に生えます
球根と地面を這う茎で広がり、種を3mも飛ばして増えます
紫色の花が咲く「ムラサキカタバミ」は草丈30cmくらいです
南米原産ですが、江戸時代に観賞用として持ち込まれてから野生化しました
【コニシキソウ】

草丈2~10cm
6~9月に目立たない小さな花が咲きます
乾燥に強く丈夫です
茎が枝分かれしながら横へと伸びます
上に立ち上がらない背の低い雑草
コンクリートの割れ目などからも生える草で、アリが種を運んでいます
【ヘビイチゴ】

バラ科キジムシロ属の多年草
草丈5~10cm
茎は地面を這って伸び、ランナーで増えて広がります
4~6月に黄色い花が咲きます
秋に生る真っ赤な実は、ジャムなどに加工すれば食用も可能
ドクイチゴとも呼ばれますが毒はなく、ヘビイチゴとも呼ばれますがヘビも食べません

日当たりの良い場所から半日陰まで、湿った草地なら日本全国に生えている草です
草丈15cm背の低い雑草
草丈15cmほどの草は、庭木や草花の足元にぴったり
地表の乾燥を防ぐ役割を果たしてくれます
【ジシバリ/イワニガナ】

日当たりの良い場所に生える草
草丈8~15cm
4~6月に黄色い花が咲きます
茎からも根を出し地面を這うように広がります
地面を縛るようにして根が伸びるのが名前の由来
岩の上でも育つのでロックガーデンにも使えます
キク科ニガナ属の多年草で、日本全国の田畑、市街地に自生しています
【レンゲソウ】

ゲンゲ、レンゲとも呼ばれます
草丈は10~25cm
4月に赤紫の花が咲きます
マメ科ゲンゲ属
中国原産
湿った土に生える背の低い雑草です
根元で枝分かれして地面を這うのでグランドカバーにピッタリ
暖地なら茎が地面を這って60~150cmにも伸びます
マメ科の中でも特に窒素を固定する力が強いため緑肥に使われます
化学肥料が使われる前は稲刈りした後にレンゲの種をまいていました
翌年の春に咲くレンゲは、水田の風物詩だったといいます
【ツユクサ】

日本全土に生えるツユクサ科の一年草
草丈は15~50cmくらい
茎は直立せず地面を這います
6~9月に青い花が咲きます
花は朝だけ咲いて昼にはしぼみます
湿った場所を好むので、木陰や池のふちなどに最適です
草丈20cm背の低い雑草
草丈20cmになる草でも、芝刈りして整えると芝生のように使うことができます
例えば「スズメノカタビラ」という草

イネ科の一年草または越年草です
草丈は5~20cmくらい
季節を問わず小さな円錐形の花をつけます
全体的に黄緑色で柔らかい草です
地下茎はなく、数本が株立ちになります
日当たりの悪い、湿った場所を好む雑草です
グランドカバーにできる適度な草が生えているとは限りません
その場合は、背が低く、早く増えて拡がる草を植えると草刈りの手間を軽減できます

グランドカバープランツとは、背が低く地面を覆うように増える植物のこと。びっしり地面に生えていれば雑草は生えてこなくなります。何かしら植物が生えていることで、地表の乾燥を防ぐ働きもします。
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