洗濯ものを室内に干すなら衣類乾燥除湿器があると快適。
衣類が早く乾くだけでなく、室内の湿気も除けるからです。
例えばジメジメしがちな「梅雨時」や湿気がこもりやすい「狭い部屋」。
クローゼットの中にある衣類やバッグにカビが発生することもあります。
衣類乾燥除湿器なら小さいので狭い場所にも置けます。
除湿の仕方には2種類あるので「価格」「サイズ」「電気代」など要チェックです。
2種類ある除湿の方式

除湿器は「デシカント式」「コンプレッサー式」の2種類があります。
どちらも室内の空気を吸い込んでから、中で水分を取り除きます。
その水分を処理する方法が、デシカント式とコンプレッサー式で違います。
- デシカント式とは「水分を乾燥剤に吸着させる」方式
- コンプレッサー式は「水分を結露させる」方式
選ぶポイントは「使う場所の広さ」と「使用時間」です。
【狭い場所、短時間ならデシカント】
デシカント式は「狭い場所」や「短時間」での使用に適した除湿器。
小さくて、除湿量は少なめです。
- 軽くてコンパクト
- 音が静か
- 室温が低くても能力を発揮
- 冬場の結露対策に有効
本体価格は安いけれど、消費電力が多く電気代がかかります。
短時間の使用であれば、電気代が気になるほどではないはずです。
【広い部屋、長時間ならコンプレッサー】
コンプレッサー式は「広い部屋」や「長時間」での使用に適した除湿器。
除湿量が多く、省エネですが、本体価格は高めです。
- 消費電力が少ない(デシカントの半分)
- 除湿量が多い
- 室温が上昇しにくい
- 夏の湿気・カビ対策に有効
一人暮らしならデシカントで十分。
子供のいる家族なら、コンプレッサーが適しています。
衣類乾燥除湿器の人気機種4選

衣類乾燥除湿器で人気なのが「アイリスオーヤマ」と「パナソニック」。
アイリスオーヤマの衣類乾燥除湿器は、お手頃価格なので試しやすい。
パナソニックの衣類乾燥除湿器は、耐久性やアフターサービスの点で安心。
日本の大手メーカーなら、故障や不具合が生じた時すぐ修理を依頼できます。
外国製品の場合だと、部品が届くまで時間がかかる場合があります。
洗濯ものが多いなら、除湿能力のあるほうが満足度が高まります。
【狭い場所で使える衣類乾燥除湿器】
一人暮らしに手頃なのが「アイリスオーヤマ」の「デシカント」衣類乾燥除湿器。
小さいので、「脱衣所」や「クローゼット」など狭い場所にも置けます。
お手頃価格なので、試しに使ってみるのにも最適です。

【広い場所や多くの洗濯ものを干す場合】
除湿能力が高い衣類乾燥除湿器なら、6畳くらいの部屋でも使えます。
一日5リットルの除湿ができるので、洗濯ものが多くても大丈夫。
コンプレッサー式は消費電力が少なくて済むのがメリットです。
本体価格はデシカント式より高いですが、長期で考えると結局お得。
長時間ずっと使う場合や、湿気が非常に多い場所に適しています。

本体価格の差も数千円なので、こちらを選んでおいたほうが満足度は上がります。
【室内の除湿と洗濯物の乾燥を同時にしたい場合】
パナソニックのデシカント式は人気機種。
お手頃価格でありながら除湿能力が高いからです。
サイズは少し大きめですが、軽量なので持ち運びもできます。
部屋の中に置いて、室内の除湿と洗濯ものの乾燥を同時にしたい場合に最適です。
【しっかり除湿・乾燥させたい場合】
しっかり除湿するならコンプレッサー式のパナソニック衣類乾燥除湿器。
重さが10㎏もあるので頻繁に持ち運びするのは大変。
リビングなどに置いて、室内の除湿をしながら洗濯物も干す場合に適しています。
部屋干ししなくて済む衣類乾燥機

衣類乾燥機があれば部屋干しせずに済みます。
タオルなどが、ふっくら仕上がるのも乾燥機の良さ。
狭い家でも置けるのが、壁掛けできるほどコンパクトな乾燥機。
小さいので、床に置いたり、棚の上に置いたり、狭い場所にピッタリ。
幅49cm×高さ58.5cm×奥行40cmで、ホワイトとブラックがあります。

ダクトで外へ空気を逃がすわけではないので、室内の換気は必須。
購入した方たちは、脱衣所など換気できる場所に設置しているようです。
排気口から出てくる風を利用して、靴などの乾燥にも使っている人もいます。
中国製で耐久性には不安がありますが、お手頃価格なのが魅力。
壊れたら同じものを購入すると書いているレビューもありました。
乾燥機付き洗濯機

全自動で乾燥までできる洗濯機は、やっぱり便利。
部屋干しするスペースもない狭い部屋なら、なおさらです。
一人暮らしにピッタリなのが「5キロ」くらいの乾燥機付き洗濯機。
一人の一日分の洗濯ものは、1.5キロくらいが目安。
2~3日おきに洗濯するなら5キロで間に合います。

4人家族で毎日洗濯するなら1.5×4=「6キロ」必要です。
一人暮らしでも7キロくらいの大きめ洗濯機が便利。
シーツやカーテン、毛布やラグなども洗えるからです。

日本の大手メーカー製品の場合、壊れても部品交換だけで使えることがあります。
15年ほど使ったシャープの洗濯機は、一度モーターを交換してもらいました。
大型家電は処分する時にも費用がかかるので、なるべく修理して使いたいもの。
処分する前にメーカーに問い合わせてみるのがおすすめです。
修理費用や部品代はかかりますが、買い替えるよりずっと安く済みます。










