気持ち良く眠るためには、清潔なベッドリネンが欠かせません。
シーツや布団カバーは身体に直接触れるので、肌ざわりが寝心地を大きく左右します。
夏は速乾性に優れたリネン、冬は保温性に優れたコットンのネル地が快適です。
化繊は乾きやすくて肌触りの良いものもありますが、静電気が起きる場合があります。
シーツや布団カバーを取り替えると、ベッドやマットレスの湿気も追い払えます。
洗い替えに、シーツやカバーは1枚ずつあれば十分です。
毎日取り替えるとしても数枚で足ります。
手作り掛け布団カバー

掛け布団カバーは、リボンやボタン止めにすると簡単に作れます。
掛布団の2倍の長さにした布を二つ折りして、両脇にリボンやボタンを付けるだけです。
布団カバーに付けるような長いファスナーがなくても作れます。
ほとんどの布団は、市販の掛布団カバーのサイズで間に合うはずです。
- シングル:幅136~150cm×長さ180~230cm(通常150×210cm)
- セミダブル:幅150~170cm×長さ190~230cm(通常170×210cm)
- ダブル:幅170~190cm×長さ190~230cm(通常190×210cm)
- クイーン:幅190~210cm×長さ190~230cm(通常210×210cm)
- キング:幅210~230cm×長さ190~230cm(通常230×210cm)
幅が足りなくて生地を接ぎ合わせる場合もあります。
継ぎ目に「レースリボン」を使うとゴロゴロせず綺麗に仕上がります。

幅160cmのリネン生地なら継ぎはぎなしでシングルサイズのシーツやカバーが作れます。

幅180cmのリネン生地。
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価格:
2,178円
感想:14件 |
幅220cmの生地を使えば、ダブルやクイーンサイズの掛布団カバーが作れます。
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価格:
2,365円
感想:167件 |
手作りフラットシーツ

ボックスシーツは手軽に掛けられますが、収納する時に畳むのが面倒です。
フラットシーツはスッキリ畳んで収納でき、早く乾きます。
ベッドメイクは、慣れると簡単です。
毎日シーツを取り替えるわけでもありません。
シーツを変えない時は、足元を整える程度です。
面倒ならマットレスに折り込まず、垂らしておいても構いません。
高価なリネンも、フラットシーツなら手作りできます。
幅広の生地を使えば上下を三つ折りして直線縫いするだけです。
マットレスのサイズは、一般的に長さ200cm。
幅はシングル(90cm)セミダブル(120cm)ダブル(140cm)クイーン(160cm)キング(180cm)。
市販のフラットシーツは、マットレスに折り込む分を含めたサイズになっています。
- シングル:幅140~150cm×長さ230~300cm(通常150×250cm)
- セミダブル:幅150~170cm×長さ250~300cm(通常170cm×250cm)
- ダブル:幅170~190cm×長さ250~300cm(通常190cm×250cm)
- クイーン:幅190~210cm×長さ250~300cm(通常210cm×250cm)
- キング:幅210~290cm×長さ250~300cm(通常230cm×250cm)
幅150cmの生地を使えばシングルサイズのシーツが作れます。
幅180cmや幅220cmといった生地なら、大きなサイズのシーツやカバーを作ることも可能です。
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価格:
2,178円
感想:14件 |
幅220cmもの生地ならキングサイズのシーツだって作れます。
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価格:
2,365円
感想:167件 |
リネン生地の厚みと透け感

リネン生地は「糸の太さ」と織り方の「密度」で、厚みや透け感が異なります。
細い糸ほど薄手で、密度が小さいほど透け感がある生地です。
太めの糸を粗く織ると、レースやガーゼのような透け感があります。
- 「番手」は糸の太さを表し、40番手以上が薄手、20~40番手が中厚手、20番手以下が厚手
- 「密度」が多いほど目が詰まっており、少ないと透け感のある生地
- 「重さ」が大きいほど厚手で、小さいほど薄手の生地
粗く織った透け感のある生地は洗うと縮むので、大きめに作ると安心です。
●レースのような透け感がある薄手のリネンガーゼ生地
「55番手」の細い糸を「経40x緯34」の密度で織った厚み「85g/m²」のリネン生地。
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価格:
1,254円
感想:249件 |
●やや透け感がありハリのあるスタンダードなリネン生地
「43番手」の中くらいの糸を「経51x緯46」の密度で織った厚み「150g/m²」のリネン生地。
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価格:
1,463円
感想:72件 |
●透け感のあるメッシュのリネン生地
「16番手」の太い糸を「経22x緯20」の密度でざっくり織った厚み「175g/m²」のリネン生地。
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価格:
1,587円
感想:1件 |
●透け感のあるメッシュのリネン生地
「16番手」の太い糸を「経22x緯20」の密度でざっくり織り、少し厚みのある「180g/m²」リネン生地。
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価格:
1,287円
感想:13件 |
●うっすら透け感のある中厚手のリネン生地
「60番手」の細い糸を「経45x緯36」の密度で織った厚み「185g/m²」のリネン生地。
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価格:
1,661円
感想:78件 |
●少しだけ透け感のある厚めのリネン生地
「20番手」の太い糸を「経40x緯28」の密度で織った厚み「220g/m²」のリネン生地。
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価格:
1,639円
感想:14件 |
●透け感のあるガーゼのリネン生地
「16番手」の太い糸を「経36x緯31」の密度で目の詰まった厚み「285g/m²」のリネン生地。
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価格:
1,815円
感想:40件 |
●寝具の収納
ベッドを使っていても、シーズンオフの布団や毛布を収納するスペースは必要です。
数枚の布団や毛布を収納するだけなら、押し入れは広すぎます。
布団を入れて立てておける袋や箱があると便利です。

例えば扇風機を仕舞っておくスペースに、夏は冬用の布団を収納しておけます。
同じ場所を、季節によって入れ替えるだけです。
冬用の布団を出す時期になったら、同じ場所に扇風機を仕舞えるので無駄がありません。
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