布団カバーの作り方~ファスナーなしで簡単に

布団カバーの作り方は、ファスナーを付けなければ超カンタン

袋状に直線縫いして、口の部分をボタン留めすればいいからです


例えば、真っ白なリネン生地で作ったら、ホテルのような寝室になります

特に夏は、吸湿性も速乾性もあるリネンの寝具が快適です

冬用なら起毛コットンのネル地を使うと温か


洗い替えに、何枚も欲しい寝具

布団カバーの色や素材を変えるだけで、寝室の雰囲気も大きく変わります


掛け布団カバーの作り方

白い掛け布団カバー

掛け布団カバーを作る時には、ワイド幅の生地を使うと、継ぎはぎしなくて済みます

布団の大きさに合わせて布を切るだけなので、簡単

直線縫いだけで作れるとはいえ、サイズが大きいだけに、継ぎはぎするのは面倒です


まずは掛け布団のサイズに合わせて、生地を用意します


【掛け布団カバーのサイズ】

市販の掛布団は、だいたい同じ大きさに統一されています

とはいえ10~20cmの差があるので、サイズを測っておくと確実です


  • シングル:幅136~150cm×長さ180~230cm(通常150×210cm
  • セミダブル:幅150~170cm×長さ190~230cm(通常170×210cm
  • ダブル:幅170~190cm×長さ190~230cm(通常190×210cm
  • クイーン:幅190~210cm×長さ190~230cm(通常210×210cm
  • キング:幅210~230cm×長さ190~230cm(通常230×210cm

長さ210cm+縫い代2cm=212cm×2枚=424cmの生地を用意します


●シングルサイズの掛け布団カバー

シングル(幅150cm)サイズの掛け布団カバーに丁度いいのが、160cm幅の生地

1m単位での販売なので、5mを買うと、余った76cmで枕カバーも作れます


●セミダブルの掛け布団カバー

セミダブル(幅170cm)や小さめダブルに丁度いいのが、180cm幅の生地

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天竺木綿は安いのが魅力です

天竺木綿とは、太番手の糸を、縦横同じ密度で織った平織の生地のこと

しっかりしているので、布団カバーやシーツには最適です


●ダブル・クイーンサイズの掛け布団カバー

ダブル(190cm幅)、クイーン(210cm幅)に丁度いいのが、220cm幅の生地

220cm幅 【1m単位】 リネン 100% 生地 中厚地 ホワイト/オートミール R1797/1787| 麻 布 無地 白 厚地 広幅 幅広 ハンドメイド 手芸 モダン おしゃれ かわいい 洋風 カーテン マスク インテリア 布地 平織 手作り 洋服 手ぬぐい ワイド幅 さらし 北欧風 テーブルクロス

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幅220cmのリネンを扱っているショップは、あまりありません


●キングサイズの掛け布団カバー

キング(幅210~230cm)でも、小さめサイズなら、228cm幅の生地で作れます


【布を袋状に直線縫い】

掛け布団カバーの長さは、210+縫い代2cm=212cm×2枚=424cmです

生地を切ったら二つ折りして、両端を直線縫いします

縫い代部分を片側に倒してアイロンをかけておくと、仕上がりが綺麗です


四隅と中央に、布団に取り付けるための紐を縫い付けておきます

長さ20~30cmのリボンを二つ折りしたものでOKです


【口を縫ってボタンを付ける】

袋状になった生地を裏返し、口の部分を三つ折りしてアイロンをかけます

三つ折り部分の端を直線縫いしたら、ボタンを付けて完成です

ボタンホールを縫うのは面倒ですが、スナップボタンなら簡単です


あるいは共布で作ったリボンを縫い付けて、縛って閉める形でも可愛くなります


【掛け布団カバーの取り付け方】

裏返したカバーを布団に乗せて、まずは固定用のヒモを結びます

次にカバーの中に手を入れて、布団とカバーを一緒に持って、ひっくり返すと簡単

あとはボタンを留めるだけです


枕カバーの作り方

白いベッドリネン

枕カバーの大きさは、43×63cmが標準サイズ

長めの袋状に縫って、口の部分を中に折り込む形にすると簡単です

顔の近くには、ボタンやファスナーがないほうが邪魔になりません


リボンで縛る形にしたら可愛かったのですが

リボン付き枕カバー

寝ながら本を読む時には、リボンが邪魔でした


掛け布団カバーと同布で作るフラットシーツ

たたんだ白いフラットシーツ

ボックスシーツは手軽に掛けられますが、収納する時に畳むのが面倒

その点フラットシーツなら、スッキリ畳めるので、棚や引き出しに収納しやすく、かさばりません

しかも洗って干すのも簡単ですし、早く乾きます


フラットシーツなら直線縫いするだけなので、とっても簡単です


【フラットシーツのサイズ】

マットレスのサイズは、一般的に長さ200cm

幅はシングル(90cm)セミダブル(120cm)ダブル(140cm)クイーン(160cm)キング(180cm)

マットレスに折り込む分を含めると、周囲50~60cmほど大きなサイズの生地が必要です


市販のフラットシーツのサイズは以下の通り


  • シングル:幅140~150cm×長さ230~300cm(通常150×250cm)
  • セミダブル:幅150~170cm×長さ250~300cm(通常170cm×250cm)
  • ダブル:幅170~190cm×長さ250~300cm(通常190cm×250cm)
  • クイーン:幅190~210cm×長さ250~300cm(通常210cm×250cm)
  • キング:幅210~290cm×長さ250~300cm(通常230cm×250cm)

掛け布団カバーと同じ生地を、まとめて購入すると無駄なく使えます

例えば、掛け布団カバーの長さ210cm×2=420cmと、フラットシーツの長さ250cmを合わせると670cm

7mの生地を購入すると、余った部分で枕カバーも作れます


【フラットシーツの敷き方】

ベッドメイクも、慣れると簡単にできるようになります


1.まずマットレスを少しずらして頭の部分のシーツをマットレスの下に折り込む

2.マットレスを定位置まで押し戻すと、シーツが固定されます

3.左右に垂れている部分をマットレスの角に合わせて折り、マットレスの下に折り込む

4.足元のシーツをマットレスの角に合わせて折り、マットレスの下に折り込む



ホテルのように、きっちりマットレスに折り込まなくても大丈夫です

頭の部分だけマットレスで抑えておけば、起きたときに足元を整えるだけ


刺繍でもっと素敵に

清潔感のある白が気持ちいいベッドリネン

さらに白糸刺繍を施すと、上品で高級感があります

白糸刺繍 レースのような 陰影が綺麗

白糸刺繍の白い布が生み出す美しい陰影の魅力

白糸刺繍の魅力は、糸の厚みによって現れる綺麗な陰影です。白い布に白い糸で刺繍するので、一見すると無地のように見えます。ところが光が当たると刺繍が陰影となって模様を浮かび上がります。例えばキルトのようなブティ、レースのようなカットワークやドロンワーク。上品で高級感があり、白の清潔感が際立つ刺繍です。

刺繡には、布を補強したり、補修したり、実用的な役割もあります

ダーニング 刺繡で繕う 織物のような技法

ダーニング刺繍ほつれた布や穴あきを繕う方法

ほつれた椅子カバー、穴が開いた衣類は、ダーニングで簡単に修復できます。刺繍で繕う「ダーニング」は、縦横まっすぐ糸を通すだけ。織物に近い技法です。穴が開いた場合だけでなく、取れないシミを隠すこともできます。シンプルなトレーナーやTシャツに、アクセントとして施しても可愛いくなります。

基本的なステッチを覚えるだけでも色んな表現が可能です

刺繍で素敵に蘇る♪ 布製品の破れもシミも 隠して補修!

【刺繍】初心者でも簡単にできる基本ステッチ

刺繍は、糸で布に絵を描くようなもの。基本ステッチだけでも様々な表現ができます。例えば、線だけで輪郭を描くような感じ。描いた輪郭の中を、塗りつぶすように糸を差せば色付けができます。初心者にも始めやすいのが「クロスステッチ」です。布目に沿って×印を連ねていくだけなのに、複雑な表現もできます。


インテリアファブリック

手作りしやすいインテリアファブリックなら、季節ごとの模様替えも簡単です

お部屋を彩る布 季節に応じて 簡単に模様替え

簡単に模様替えできるインテリアファブリック

部屋の雰囲気を簡単に変えられるのが、インテリアファブリック。縫ったり、編んだり、手軽に作れるのも布の良さです。季節によって色や素材を変えると、心地よく過ごせます。

植物から作られるリネンは、布そのものも手作りできます

ガーデニングと機織り 植物から作る 衣類と雑貨

麻の植物から繊維を採って糸にし布に織る方法

麻は、植物の「葉」や「茎」から繊維を採り出して糸にし、布に織ったものの総称です。使われる原料によって「リネン」「ラミー」「ヘンプ」の3種類に分けられます。そして原料の「亜麻」「苧麻」「大麻」は、科の異なる別の植物です。そのため繊維の太さも異なり、布に織った時の風合いも違います。


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住まいの手づくり

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