DIYにおすすめ!無料CADソフトで無駄なく作業


DIYで何か作る時、CADで図面を描いてから始めると、時間や費用の無駄を減らせます

なぜなら、必要な資材の量を割り出すことが、簡単にできるからです

例えば床にフローリングを貼る場合なら、必要な枚数分だけ板を用意できます


途中で資材が足りなくなって買い足したりするのは時間のロスです

しかも同じものが手に入らない場合があります


図面上で確認することで、失敗を未然に防げることも大きなメリットです


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DIYとCADを組み合わせた作業効率アップの秘訣

パソコン画面上の間取り図面

大がかりなDIYをする時には特に、計画性と正確な設計図が成功の鍵です

無計画に始めて、やり直すことになると、資材も時間も無駄にしてしまいます

そんなとき、CAD(コンピュータ支援設計)は非常に有用なツールです


CADを使うメリットとは、ミリ単位の正確な図面を作成できること

手書きの図面では、どうしてもズレが生じやすく、それが失敗の原因となります


正確な図面で確認しておけば、実際の作業に入る前に、問題点を発見できます

そこで設計を変える場合でも、CADなら変更が簡単です

例えば、物を移動させたり、サイズを変更したり、何度でも試せます


【図面があると全体像をイメージしやすい】

立体的なCAD図面

家の間取り図を作ると、全体像を俯瞰してイメージしやすくなります

すると生活動線を考えたり、家具の配置を見直したりするのも簡単です


CADで図面を描く時には、壁の厚みや柱の太さなども正確に入力します

そうすると、取り外せない柱や壁の位置なども分かります

特に柱や壁は家の強度に関わる部分なので、無計画に壊すのは危険です


全体を俯瞰して動線を見直すと、グッと暮らしやすくなります

例えば、出入り口をふさいで壁にしたほうが、家具を置けて便利かもしれません

逆に壁を壊して出入り口を作ったら、動線がスムーズになる場合もあります


収納家具や棚を作る場合なども、入れる物の量に合わせたサイズや位置を考えられます


【予算を立てやすくなる】

図面と電卓

図面を描いて計画的に作業を進めるメリットは、必要な資材を割り出して、予算を立てられることです

目分量で、多めに準備しておくと、無駄になることもあります


ちゃんと予算を立ててみると、自分で作るより業者に頼んだほうが安上がりなこともあります

作ること自体を楽しむなら構いませんが、無駄を省きたいのであれば、予算を立てることも大切です

少しずつ資材を買い足しながら作業していると、意外と費用がかかっている場合があります


【建築の基礎知識を学べる】

建築図面と模型

CADを学ぶことで、建築の基本的なことを学べることもメリットのひとつです

なぜならCADソフトで図面を作成するには、正確な寸法や縮尺が必要になります

それらを入力しながら、窓やドアの位置や大きさなど規格も分かってきます


DIYでは建築の専門的な知識までは必要ありません

とはいえ基本的な家の構造などは、知っておいたほうが安全です


最初は難しく感じますが、ハマると面白くなってくるのもCADです

一度覚えてしまえば、色んな図面を描けるようになります

もしかしたら仕事として活かせるかもしれません


DIYが好きな人なら、きっと建築やCADの勉強も楽しいはずです


初心者向け!DIYに最適な無料CADソフト

パソコン上のCAD図面

DIYにおすすめなのが、無料のCADソフトやアプリです

プロではないのですから、高いソフトを購入する必要はありません

特に「SketchUp」は、初心者にもわかりやすい、おすすめアプリです


【CADは初心者でも始められる】

キッチンの図面

私がCADを覚えたのは、CADソフトの販売会社に入社してから

パソコンに触るのも、その時が初めてというほどの初心者でした

同期の同僚たちも、パソコンや建築の知識が全くない女性ばかり


それでも1か月ほど触っていれば、基本操作は覚えられます

CAD操作を覚える過程で、住宅の構造や建築用語などを覚えたという感じです


【CADは独学でも学べる】

ノートパソコンに入力している人の手

私たちがCAD操作を覚えた時は、簡単なマニュアルしかありませんでした

ですから画面を見ながら、入力してみながらの手探り状態で、ほぼ独学です


とはいえ視覚的に分かる部分が多いので、操作しているうちに分かってきます

例えば住宅図面なら、二重線(=)で壁を、四角(□)で柱を表現します

それらの幅や長さを数字で入力すれば、正確な図面が描けます


無料で使えるソフトやアプリが色々あるので、まずは試してみてください


【無料の3D建築アプリ】

3D住宅図面

SketchUpは、3Dモデリング用のソフトで、初心者からプロまで幅広く使われています

建築、インテリアデザイン、ランドスケープ、工業デザインなどでも活用されるソフトです

操作が簡単で直感的に使え、素早く立体図面を作れます


無料版でも基本的な機能は使えますし、プロジェクトをクラウドに保存できます

有料版は、より高度な機能やプラグインにアクセスでき、商業利用も可能です

SketchUp無料版のダウンロード


無料の3D建築アプリには、他にも以下のものがあります

有料アプリでも、30日なら無料なので、体験してみるにはピッタリです


【無料で図面が作れるアプリ】

木工の作図に特化しているのが「もでりんクラウド」

複雑な設計をする人には物足りないかもしれませんが、シンプルな家具製作などには十分

クラウドに保存できるので、ホームセンターで資材を購入する時なども便利です

もでりんクラウド【木工DIY図面アプリ】


EdrawMaxは多用途な図面作成ソフトで、ビジネスや教育、技術分野で幅広く利用されています

例えば、フローチャート、組織図、ネットワーク図、平面図、ファッションデザインなどです

画面は直感的に分かりやすく、カスタマイズできる豊富なテンプレートも用意されています

EdrawMax【オールインワン作図アプリ】


【一番使われているCAD】

誰でも無料でダウンロードでき、広く使われているのがJW-CADです

平面図のみですが、家の間取り図を描く程度なら十分に使えます

私が部屋の間取り図などを作成する時に使っているのもJW-CADです


ただしCADでの作図をやったことがない人には、少し難しく感じるかもしれません


有料のAutoCADも、1か月なら無料で体験することができます

こちらのほうが汎用性が高く、色んな機能が使えますが、DIY用の図面ならJW-CADでも十分です


[PR] JW-CADやAutoCADを自宅で学べるCAD通信教育 もあります


内装工事なら、素人のDIYでもできる部分がたくさんあります

そんな時にも役立つのが、基本的な建築の知識と、CADでの作図です

DIYできる内装工事 素人ではできない 設備と屋根工事

一軒家を自分でリフォーム~DIY初心者は内装を

一軒家を自分でリフォームするなら、まずは内装工事の部分。なぜなら、昔は誰もが自分でやっていたので、DIY初心者でもできるからです。例えば、襖紙や障子の張替え、壁紙張り、ペンキ塗り、漆喰塗りといった部分。そして事前に手順や必要な道具を知っておくことで、失敗を防げます。


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