桜はバラ科サクラ属の落葉高木または低木で、耐寒温度は-20℃
北海道などの寒冷地でも地植えが可能です
12月から3月に苗木を植えると、3mから15mほどに成長し、3月から4月に開花します
桜の花を塩漬けにするなら八重桜の関山
果実も収穫する場合は暖地桜桃といった品種が適しています
桜の木の特徴

休眠打破といって、気温が7℃以下という、冬の寒さが花を咲かせる性質があります
そのため冬が暖かい地域では、春になっても花芽が目覚めません
すると花が咲かなかったり、少なくなったり、開花が不揃いになることがあります
桜を小さく育てる方法

桜は、放置すると大木に育つ木です
小さく育てるには、根を不織布で包んで植える根域制限という方法と、
主となる幹の頂点を切る芯止めという方法があります
地上部と根がバランスよく、同じ大きさに成長する、という植物の性質を利用します
【桜の根域制限】
根域制限は、45〜60リットルの不織布に苗を植える方法です
地面に埋めても、根は袋の大きさで止まり、地上部も大きくなりません
根を制限すると、花付きが良くなるというメリットもあります
限られたスペースに、根が密集するので、土が大事です
市販の果樹・花木専用の培養土が使えます
固まりにくく、養分を蓄え、排水性と通気性が良い土になるよう、
中粒〜小粒の赤玉土6:腐葉土3:川砂または燻炭1くらいの割合で混ぜても構いません
地面の温度変化に影響を受けやすく、通常の地植えよりも土が乾きやすいので、
株元に腐葉土やウッドチップを敷いておくと安心です
数年経つと、根が伸びて、不織布を突き抜けることがあります
地上部の外周に沿って地面にスコップを突き刺し、根を切っておくと、サイズを保てます

【桜の芯止め】
芯止めは、植えた苗木の幹を、地面から50cmから1mくらいの高さで、バッサリ切る方法です
すると上に伸びる力が横に分散し、低い位置から枝が広がる盃型になります
花芽は、水平の枝に多く付くので、収量が増えるメリットがあります
桜は切り口から腐りやすいので、癒合剤を塗って、バイ菌を防ぐことが大事です
サクラの剪定

剪定で枝の数を減らすことは、小さく育てるだけでなく、
風通しを良くして、病害虫を防ぐ効果もあります
剪定の時期は、花が終わった直後の5月から6月です
すると7月から8月に、翌年の花芽が作られます。

剪定は、枝の途中で切らず、付け根から切り落とすのがコツです
途中で切ると、そこから芽が出て枝が増え、余計に込み合ってしまいます
幹に向かって内側に伸びる枝は、風通しを悪くするだけなので優先的にカットします
内側まで日光が入るようにすると、低い位置の枝にも花が付きやすくなります
短い枝ほど花芽がつきやすいですが、春に伸びた新しい枝は、すぐ伸びてしまいます
そのため5月から6月、新しく伸びた枝が20〜30cmの段階で、先端を指で摘み取るかハサミで切ります
すると枝は、それ以上は長くならず、脇から短い枝が出ます

12月〜2月の落葉期には、不要な枝を整理して、樹形を整えます
まず下向きの枝と重なった枝は、日当たりを悪くするので、付け根から切ります
垂直に伸びる、勢いの強すぎる枝も、付け根から切り落として構いません
枝を切って全体が小さくなったら、枝先の真下の部分で地面にスコップを突き刺し
根を切っておくことも大事です
サクランボのなる桜桃

暖地桜桃は、小ぶりで、病害虫に強く、1本だけでも、冬の低温時間が短くても、実が付く品種です
一重の可愛らしい花が咲き、4月の下旬から5月に収穫できるので、梅雨で実が割れるリスクも避けられます
生育適温は7℃から21℃で、冷涼な気候を好みます
特に春先の開花・結実時期に涼しいと、実付きが安定します
開花期の適温は15℃から20℃で、4月の開花期に25℃を超えると、受粉がうまくいきません
実が多すぎると、一つひとつが小さく、酸っぱくなってしまいます
1箇所に固まっている部分を間引くと、残った実が大きく甘くなります
果実に光が当たらないと、赤く、甘くなりません
そのため5月頃に込み合った枝を整理して、内側まで光が入るようにします
5月と、1月から2月に、油かすなどの有機肥料を与えると、良い花が育ちます
YouTube動画でも御紹介しています
>【エディブルフラワーの育て方 2】サクラ~高さを2m以内に抑える
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サクラの料理を御紹介。花と葉を塩漬け保存しておくと、ごはん、和食、おつまみ、お茶、スイーツ、桜ずくしの春らしいコース料理が作れます。




