バラは、花びらと果実を料理に使える、代表的なエディブルフラワーです
花びらは、サラダ、ジャム、砂糖漬け、酢漬け、シロップ
ローズウォーター、ハーブティー、ガラムマサラに
果実は、ジャム、ハーブティー、ソース、ポタージュなどにできます

バラのフルーツサラダ

甘い香りのバラの花びらは、フルーツサラダによく合います
バラのパスタ
塩気のある生ハムとバラの花びらも、サラダやパスタにピッタリの組み合わせです
冷製パスタに、バラのように巻いた生ハムを添えると
おもてなしにもぴったりのメインディッシュになります

バラの花びらジャム

バラのジャムは、花びらを砂糖とレモン汁で煮詰めたものです
パンやヨーグルトに添えるだけで、一気に華やかな朝食になります
バラの花びらだけでは粘度が出にくいため
ペクチンが豊富なリンゴをベースに使うと、とろみがつきます
リンゴの甘酸っぱさとバラの華やかな香りが絶妙で、肉料理の付け合わせにも合います
リンゴは、細かくみじん切りにすることで、バラの花びらとよくなじみます
レモン汁を加えることで、バラの色素が酸と反応して、より鮮やかなピンク色に発色します
バラの花びらシロップ

バラのシロップは、華やかな香りと美しいピンク色が魅力です
紅茶に入れたり、白ワインで割ってロゼ風に楽しめます
まず最初に鍋に水(200ml)とグラニュー糖(200g)、レモン汁(大さじ1~2)を入れて火にかけ
沸騰させて完全に溶かしたら火を止めます
少し冷ましてからバラの花びら(20~30g)を加え、一晩しっかり漬け込んで色と香りを抽出します
ローズウォーター

ローズウォーターを作っておくと、料理やデザートの香り付けだけでなく
化粧水などのスキンケアにも使えます
簡単に作れるのは煮出す方法ですが、より香りが純粋で長持ちするのは蒸留する方法です
無色透明で、クリアな香りが抽出されます
煮出す方法は、色が出やすく、お菓子作りなどに向いています
バラの花びら(15〜20g)と精製水(200ml)を小鍋に入れて弱火にかけ
沸騰させないように、花びらの色が水に色が移るまで10分ほど煮てからザルでこして冷まします
蒸留する場合は、大きめの深鍋の中央に耐熱容器を置き
周りにバラの花びら(30g以上)と、花びらが浸る程度の水を注ぎます
鍋の蓋を上下逆さまにして、蓋のくぼみに氷を置き
火にかけると、中に入れた容器にバラのしずくが溜まります
バラのリキュール

ホワイトリカーに、バラの花びらを、1週間ほど浸け込むと
華やかな香りと、薄いピンク色が美しいリキュールになります
レモンの黄色い皮やシナモンスティックを少し加えると、香りに深みが増します
バラの砂糖菓子

花びらの砂糖菓子は、卵白を塗った花びらに、グラニュー糖をまぶして乾燥させた
フランスの伝統的なお菓子です
ケーキのトッピングにしたり、そのままシャンパンに浮かべたりして楽しみます
グラニュー糖をまぶすとキラキラし、粉糖を使うと柔らかな色合いになります
卵白を使うので長持ちしませんが、冷蔵庫で数日なら保存できます
バラの花びらケーキ
バラの花びらを細かく刻み、ケーキの生地に混ぜて焼き上げると
カットした断面に表れる、ピンクの花びらが綺麗です

ふわふわで軽い食感のスポンジケーキにイチゴジャムを塗って、バラの花びらを飾ったケーキは
結婚記念日やバレンタインデーにピッタリです

砂糖漬けしたバラの花びらをケーキにトッピングするだけでも可愛くなります
ローズヒップ

ローズヒップと呼ばれる果実は、ハーブティやジャムにするほか
食用としてのバリエーションもたくさんあります
ローズヒップは爽やかな酸味とベリーのような風味が特徴で、料理に使うと独特の深みが出ます
【ローズヒップのポーク煮込み】
赤ワインの煮込みにローズヒップを加えると
ローズヒップの酸味が肉の脂っぽさを抑え
ソースにフルーティーなコクと鮮やかな赤色をプラスしてくれます

ローズヒップのソースは、肉料理やデザートに、爽やかな酸味を添えます
ローズヒップの種を取り除いて鍋に入れ、少量の水で柔らかく煮込み
砂糖や蜂蜜で甘みを加えてから、ブレンダーで滑らかにしたものです

【ローズヒップポタージュ】
ローズヒップのポタージュは、北欧の伝統的な家庭料理です
アーモンドマカロンや生クリームを添えて、デザート感覚で楽しみます
とろりとした食感と鮮やかなオレンジがかった赤色が特徴です

【ローズヒップのシロップ】

ローズヒップシロップは、乾燥したローズヒップをハチミツに漬け込んだものです
炭酸水で割ってレモネードにしたり、パンケーキにかけたりします
実はそのまま食べられるので、食感のアクセントにもなります
【ローズヒップティー】

ハチミツを加えたローズヒップティーは
ホットでもアイスティーでも美味しい
爽やかなハーブティです
乾燥させたローズヒップをティースプーン1〜2杯カップに入れて熱湯(200ml)を注ぎ
5〜10分ほど蒸らして茶こしで濾します
【ローズヒップのジャム】

ローズヒップをジャムにすると、甘酸っぱい風味を楽しめます
種を取り除いて果肉だけを鍋に入れ
果肉の半量ほどの砂糖と少量の水を加えて弱火で煮詰めるだけです
YouTubeの動画でも公開しています
>【エディブルフラワーの料理 27】バラ~花の香りと果実の酸味を活かす
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食べられる花をエディブルフラワーと呼び、使われるのは主に「花びら」の部分。料理の彩りとして添えたり、香りを楽しんだりします。




